ぐ戒

起き抜けの夢でよく覚えてなくてしかも断続的なので意味も明瞭ではないけど金槌っていう番組なら見たことあるよってプールで返事する夢を見た。それとは別にまた荒野にもいたけどいた理由と環境の両方が思い出せない。上がってみたら三回がただの行き止まりだったデパートの中の夢も見たけどこれも状況が思い出せない、ただ階段の途中で行き止まりになってるだけだった。そういう日はだるいのだろうか。おれは今現在がだるいけど。金槌は泳げない意味も含まれているのかなとか考えているけどおれにそんな高尚な考えが思い浮かぶわけは、きっと、いや絶対に、ないんだ。
ダルさとともにえらいトキメキを感じてしまったのでこのトキメキはひょっとして土曜日かと思ったらまごうことなく金曜日だったので階段を一段多めに数えていた時のヘコッ感覚と同じヘコッを味わった気分になっていたが柿ピーが口の中に刺さることにより意識を取り戻した。というか柿ピーが口の中で荒ぶる事自体、あまりいい傾向ではないはずなんだけど。今日は自転車に乗れるのかなと考えつつ、そういやこないだ自転車で通りかかったメガネ屋が金沢から撤退って書いてあったけど本当に撤退したのかなと調べてみたら、撤退どころか既に金沢は店舗がある地域ではないという結論に至っていたのでびっくりした。金沢にはないのに富山にはあるのか。金沢にないのに富山にはあるもの、なーんだ。そのお店、震災の影響で金沢から撤退することになりましたって書いてあったんだけど富山くんだりにあるってことは震災関係無いだろうし単に儲かってないから撤退しただけだろうな。その儲かってないことを震災にかこつけようとしてる姿勢が嫌だ。あの店では絶対にメガネを買わん! そもそももう金沢にないから買いようがないんだけど。
それではまんがタイムきららミラクの感想を書きます。純粋欲求系リビどる、カラーの脱ぎかけスク水がエロいっていう寸法ですね、いいと思います。基本的に男の方も立ててバランス取ってる描写すごく評価できるけど、男の乳首を鮮やかなピンクで塗るのはやめてほしい。お前本当は少年の裸が書きたいだけだろ。夜森の国のソラニ、まったく知らない人と別れて、その補充として新キャラが登場し、思わせぶりな一コマがあり、ゆるやかな叙情が残る、きれいな展開。この作家他の雑誌でゲスト書いてたのにミラクの原稿を落としてないし素晴らしいな。桜Trick、最初と一コマ目からレズキスしてるしそれがすべてを物語ってる、会長はレズ3Pもしくは寝取り寝取られを遣りたがってる。この世界の住人はキスで全てを解決したがってる。エロいが男のまぜてもらえる世界なのか。Good night! Angel、なんだろ別にそこまで変だと思ってるわけじゃないけどなんでいつも1ページ足りないんだろ。内容は学校行事になぞらえる形でうまく殺人の生業をすり替えつつ新キャラの味も出してる。杖もただ雰囲気で持ってるだけなんだろうな。スイート マジック シンドローム、ほっこり系列4コマなら必ずやってくる、風邪を引く(そして移される)という黄金パターン、でもまだ季節のネタをやるべきなんじゃないのかなって気が多少してる。ファンタジー世界から来れるひとと来れないひとがいるの、人数調整に便利だな。くじらジュブナイル、多少ツンデレ気味のヒロインと主人公の間に、その主人公は本当の主人公ではないという後ろめたさがあって、それが話に一定の暗さを与えているのがいい、暗さというか気まずさというか。その緊張感の中でのエロい体の描写もいい。幸腹グラフィティ、ズボラ飯っぽいはふはふ描写と本家まんがタイム並のホームコメディ感が合体したような雰囲気が強く出ている。いい方向で出ているのでいい。でも女子高生が後ろ手に5kgの豆の袋持ってるのはちょっと怖いな、怪力すぎるというか。城下町のダンデライオン、ここからゲスト攻勢。これは設定が凝ってるやつ、で設定の説明をしないで、展開をもってその説明と代えてるところがクール。パンツは見えない。スピード感がある。弟の目がいやらしい。そこにいず、これは前回からの連続ゲスト。相変わらず独特の、つまり有り体に言えば萌え路線ではない絵柄と、不細工を平気で書く日常性が組み合わさって異世界感が尋常じゃない。それでまたまったりした結末が導かれる。TEI OHー!、これも前回からのゲスト、これはきらら本家の領分では……。キャラの全能感、若干の昭和っぽさが特にその感覚に拍車をかける。なんだろう、狙いすぎというか。攻守ともにいけるっていうくだりはウケた。Lisa Step!、身体測定および健康診断、からのフロ描写という、体の線がエロい本作品にとっては最高のステージのような回。体重、どこが増えてるんですかという怒りは、彼女らの裸にぶつけましょう。おれもネット封印するぐらいだったら食事減らすわ。アイコト、初登場ゲスト。常に噛むから言いたいことがうまく伝わらない青春グラフィティかと思ったら、途中の神社で神様みたいなひとが出てきて一気にファンタジーに引きずり込む感じ。人間よりも神様のほうが深い悩みを持っている逆転現象が興味を引く。きしとおひめさま、完全ストーリー展開。このまんが、ボケのキレはいいんだけどなかなかボケる展開にならないし、今回などは特に再会と銘打ってるだけあってほとんど軽いおちゃらけ程度の感動ストーリーになっておられる。虹色教室、限界からのゲスト。なんだろう前回よりもパンチが減ってる気がするのは、登場人物四人のキャッキャじゃなくて、そこに黄門さまというオッサンが入ったからなのか、きっとそうだな。ジジイの描写ビッグガンガンの教育ってまんが書いてるひとに似てる感じのふてぶてしさあっていいけど、もうちょっと女の子キャラ同士で理不尽なネタを開拓してほしいようにも思う。メラン・コリー、大阪ノリをなんとか平均点まで持って行こうとする苦労無駄だしもっと大阪っぽくしてもらっていいんだけどなんか友情関係に一部どうしようもないぐらい冷たいものが流れてて、最近その関係性が緩んできた一方、先月まで出ていた謎のスイカの正体がわからないまま今月は出てこないという謎展開。彼女は彼女だけど彼女じゃない、前回からのゲスト、絵はスイートなにがしっぽいですけど、これ話の展開はいいんじゃないですか、ずっと勘違いしたままで愛情がそっぽ向き続けるみたいなヒネた展開だし、誰も損してない。そして誰も気づいてないし、おまけに死んだはずの奴が新キャラで出てくるのも今更感あってすごくいい。Seed、隔月連載。むしろこれの他に隔月になった数点の作品の方がずるい。それより何より、断絶していたふたつのストーリーがようやく繋がった、これはすごい、感動的だ。よくここまで引っ張れたなという感動がある。だからずっと宇宙の描写があったんだーっていう納得。月曜日の空飛ぶオレンジ。、この雑誌唯一の不条理系ギャグだがなぜかこんな位置に。作者が気に入ったからなのかオッサンが出突っ張りでしかもいちいち全力疾走しているのがムカつくし面白い。流れ星に何の躊躇もなく通販番組の描写を突っ込んだり、コンビニに酒とコンクリが売ってるのも素敵。全体的な雰囲気もオチの付け方も申し分なくてゲラゲラ笑った。以上です。