ぐ戒

午前十一時の起き抜けには、Σって合計のことだろ知ってる知ってるとキレ気味に答える夢を見た。一パーセントぐらいしか数学を理解してない人間が見た勝手気ままな夢だ。正午過ぎの起き抜けには、電話で借金を取り立てるバイトをしていて今日振り込む野郎に電話しなきゃならないんだけどまだ約束してある十五時五十五分まで時間があったので上司にこれやっといてとバインダーを渡されたし取り立ての電話帳だと興奮してめくっていたんだがどうも確認すると実際に電話番号が存在するのは四件でしかも時間指定の案件とか以前揉めたので書類を交わしたなど特殊な顧客ばっかりだったので一切かけられずそうやっているうちに時間になったのでさっきの奴に電話する運びになったけどなんか電話番号が一部伏せ字になっていてなんでプライバシーが保護されているんだよ業務に支障が出るじゃんと憤っていたらさっき別の部署のおっさんが同じ相手に電話をかけていたみたいだったのでリダイヤルすることができて電話もつながったのだが電波の状況が悪いところにいるらしく途切れ途切れに声が聞こえてくる状況でそれでもさっき電話してきましたよねと言っているようだったからそれは別の部署の者ですいろんなところから借金してますよねこっちは電話してって言われたからしてるんですよと追及していたら上司からメモ書きで厳しく取り立てないことと伝達されたので指でオッケーのジェスチャーをしたのだが実際厳しく取り立ててはいないんだけどなあと納得できずに時計を見ると既に四十分経過してるしさらに電波状況が悪くなり子供と一緒に車が燃えたなどと不穏なことを言っているので極めて優しくいつなら大丈夫ですかと質問するともうザーザー音しか聞こえなくなったのでまた電話しますねえと言って電話を切って気分転換に外につまようじを取りに行ったけど中庭みたいなところで俳優たちが舞台の練習をしていて気まずかったので別に外に出なくても良かったなと事務所に戻りコーヒー豆を削っていたら上司の妻はアルミホイルに荷物を巻いて一人旅に出たと言われたのでもうコーヒー削っちゃったけどなと思いつつラップに包んで上司に渡してこれはいつもうちのボスにやってることなんですけど迷惑でしたら処分してくださいと言ったら気を良くしたのか代わりにデスクのミカン食べていいよと返事されたのだがもう帰るしなと逆に若干迷惑に感じる夢を見た。起き抜けの夢なのにめっちゃ覚えてるな、どいう理由か走らんがおれはコーヒー豆を削るのもすごく好きなんだということがよく分かる内容だ。
今日は昼ごはんを食っているときにニュースというかワイドショーを見ていたら、もう容疑者なのにカルロスさんとかゴーンさんなどと呼んでいるコメンテーターが多数いた。あんまり実名出したくないけど説明のためだからしょうがない。で、まあ、そういう奴らがいたんだけど、お前ら富田林の警察から逃亡して日本一周自転車旅の人間になった樋田容疑者のこと樋田さんって言ってなかっただろ、相手見て態度変えてんじゃねーぞ。相手がカルロスゴーンという外人のカリスマになると急にヘコヘコして容疑者なのにさん付けして呼ぶような番組に中立な視点とか無理なのではないか、あまつさえゴーンさんを追い出すとか表現してるやついたし、別に警察の味方をしろと言っているわけではないがそんな露骨な媚びへつらいが許されるってどういう世界なんだ。ところでそのゴーンの家族旅行が数千万単位だということが報道されていて若干ビビったが、若干で済んだのはビルゲイツのクルージングパーティーだかバカンスの規模をほんのり知っているからだと思う、それからすれば生ぬるいので若干の驚きとなったわけだ。このニュースを受けて、いつもの口癖で、数千万あったら一生遊んで暮らせるって書こうとしたんだけど、冗談ということが伝わらずマジのバカに見えてしまったらすごく困るのでやめた。まあおれはそれより、根本的に天と地ほどの差があるこういう格差を見て、人間が生きることに虚しさを覚える立場なんだよね、ベーシックインカムを導入して過剰な格差をなくして緩やかな格差にしようと考えているので、こういう現状そのものは厳しい、金持ちが金持ちである以上金を使うべきであるのは間違いないのだが。
空が暗過ぎるのだが気にせずに出かけて、ガレージで時間の本を一冊買った。時間の本を買うというのは久しぶりだがまるで読めてない、しかしおれが読んでいる哲学の本にはどうしても必要だということもまた確かだ、なぜ読めないのかと考えてしまうが単純に読解力がないからなんだよな。で超久しぶりに魔界図書館に行って抜き書きした、六千円の本を第三章まで読み終えたぞ!! ひどく達成感があるのだがこれから冬だし、天気と早い日没のせいでなかなか足を向けられないのがつらいな。帰宅してパソコンを見たら脳に関する動画を検索したタブが残っていたんだけど、そのタブに「脳の検索結果」と表示されていたのでゲラゲラ笑ってしまった。何ひとつ間違っていないのにな。夕方はローファイな音楽の保存体制をどうするか、様々なビットレートで変換して聞くことによって確認していた、こういうことをしていると目も耳も使うことになるので他のことが一切できない。結論としては、原音を活かすんだったら32kbpsじゃなくて48kbpsかなというところでまとまりました、データの話なのでアラビア数字で表記していますあと、先のゴーンのニュースで、。NHKが出典も示さずにツイッターの発言を利用していたので、元発言を全部調べてだいたい特定するという活動を行っていた、一部は改変されていたので(それもダメだろ)難しかった。発言を勝手に使うのは認められているが出典を省いていいわけではないのだから、NHKは出典を書け!! 元情報にアクセスできるようにしないのはどういうつもりなんだよ。
セフレこと世界ふれあい街歩きはロシアのウラジオストク。おれ的にはウラジオストックという表記の方が馴染みがあるが。海の駅から街へ向かう、その駅にはでかいマトリョーシカがある、存在感あるな。もちろん普通の駅もあり、そこからドカドカと観光客が降りてくる。ハバロフスクからの客もいて、一言二言ほど話す、つーか周りは寒い格好と半袖が混ざっていて、季節はいつなのという気持ちにさせられる。そこから進むと、オレンジの有機酵素栽培と日本語で書かれたトラックのそばに青空市場がある。あちこちにスイカを売るテントが立ち並ぶ中、白樺の樹液ジュースを売るジジイがいる。あと一種類あったけど忘れた、白樺の方が良く売れるらしい。これって前放送された別のロシアの地域にもあったな、良い木なら二十リットル取れるらしい。そこの親父が、飼い犬三匹がトラに食われたという豪快なエピソードを話してくれた、二度と関わりたくねーな。そのあとスタッフが韓国人に間違えられてカムサハムニダって言われてて見分けはつきにくいもんなと納得していたら、どうやらキムチを売ってる店に来たかららしい。そこの高麗人に話を聞くと、家族はソ連時代に中央アジアへと強制移住させられたけど、故郷が忘れがたいのか戻ってきて、今はここでキムチを売っているとのこと。そこから大通りに出ると、幸運のために、昔は金持ちだった船乗りの銅像の指を撫でているひとがいた、なんともいやらしい手つきで……。しかしウラジオストク天気悪すぎだろ、ここからは歴史コーナー。昔は中国・韓国・日本から出稼ぎが来ていたが、日露戦争ロシア革命が始まってしまった結果、そういう繋がりはなくなってしまったのだとか。それから杉原千畝の話が出てくる。街に戻って狭い坂道、片側は崖で柵がついている。そしてそこを過ぎるとウラジオストクセーラームーンオタクがコスプレしてる、体格がすごく良いセーラームーンたちが何かとポーズを決めていた。親にはちゃんとしろみたいなことを言われているがじぶんの人生はじぶんで決めるとか言っていた、そういう決意は素晴らしいよね。ところでナレーションが言ってたけど、セーラームーンのコスプレしてるひとがいたら平和なのか、まあ戦争ではないが……。ここで五十六年目のケーブルカーが出てくる、これはフルシチョフウラジオストクのことを、ちょっと前に視察したサンフランシスコに似てると判断したせいというかおかげで作られたらしい。そのケーブルカーに、なんと、乗る。昔のセフレなら歩くぞ〜とか言って断固乗り物拒否するスタイルだったはずだが、随分と軟弱になってしまったものだな。そんな中でも女児を付け回すことを忘れないスタッフがいるぞ。ついていくように展望台へ向かうと、老夫婦が入籍のお祝いをしている。日本車がどうとかいう鉛みたいなジョークを飛ばしてくれてとってもありがたい。その地方だけなのかロシアの伝統がそうなのか、周りの人間が老夫婦にキスを促すときに「苦いぞ! 苦いぞ!」と言っていたのが興味深かった、老夫婦のキスそのものに興味はないです。グルメコーナーではナマコのスコブリャンカというものが出てくる。戻ると、遊歩道、噴水、そして海だ、割と近代的ではあるが、ちょっと野晒しにされた感じが強い近代感という気もする。そこで「体を鍛える同好会」が下手糞な歌で孤児院のためのお金を集めてるんだが本人たちは歌も練習しているらしい。酒を飲まないということを誇りにしていたが、つまりウオッカも飲まないのか?! で広い道に戻ると、十二才と十四才のでかい女のコンビが、おばあちゃんの薬代のためにスライムを売っていた。なぜスライムを……。ババアがスライムなのかなとか、そのスライムに薬混ぜて飲ませるのかなとか、いくらでも面白くなれるのでポテンシャル高くて羨ましい。次に、柔道を見ると見せかけて半裸のジジイのサッカーを見せられる。本物の老人が友達の老人の首を絞める真似、純粋に怖いな。死んだらどうするんだ。そこのジジイはウオッカが健康に良いと主張していた、それだよそれそれ〜、ホントだよね!! 寄り道コーナーはキパリソボ、別荘(ダーチャ)を訪ねる。ダーチャを見て小屋じゃんみたいなことを言うナレーションに人間のこころはないのかな。ここにはリアルソーニャ(六才)が出てきた。ソビエト時代にもらった土地にじぶんでダーチャを建てたとのことで意外とパワフルなエピソードである。憩いのシーンでそのダーチャを建てた父親が、人間には労働が必要とか言ってたのでビビってしまった、共産党員か?! 共産党員かもしれないよな。で街歩きに戻って、中国人の住んでいた地域へ。中国人という前提がいらないほどモダン化しているが、やはりロシアのモダンという感じで、コンテナに絵などが描かれている。そこにあったのは、ソビエト連邦マーケット。ソ連時代のものには親しみ、温かさを感じるとのことで、網の袋にアイロンを入れたりしていたが、破れたりしないのかな、見ていて非常にハラハラした。この店のコンセプトを語る経営者の机にはルービックキューブが置かれていた。最後に、港でウラジオストクに戻ってきたひとに話を聞いて終わり、この街には発展してほしいという妥当な発言をしていた。スライム売りが一番面白かったな。
それではまんがタイムきららMAXの感想を書きますが、ついにきららMAXでワイド四コマが始まってしまった。漫然と、萌え四コマ誌購読引退のときは近いななどと思ってしまう、まさか芳文社がワイド四コマに手を染めるとは思っていなかったよ。大昔にキャラットに通常まんが枠があったことを思えば一作品ぐらいは仕方ない感じではあるのだが、ワイド四コマの悪いところは増殖するところなんだよな。ちなみに、構造的にはぱれっとと同じ方式で、普通の四コマと同じネタ数を書かせてるみたいだけど(つまりページ数が水増しになっている)、まじで作家への原稿料どうなってるんだこれ。ちゃんと倍になってるのか? もし倍になってたらなってたで、周りの普通の四コマ作家には不公平感が出るのでは? だって、もし作業量が同一だとしても、一ページにおけるネタ量は倍違うことになり、そうなるとワイド四コマを書いている作家はネタを考える手間は半分になるわけで、そこに不公平感が出てくるんだし。ストーリーものであれば話を単純にしなきゃならないという苦労はあるらしいのでその辺のギャップもありそうではあるが、変な気持ちは間違いなく生まれると思う。結局、普通の萌え四コマ誌が全部ワイド四コマブチ込んでくるなら、最初からCUNEが正解だったということになるが、おれはあのスタイルが嫌でCUNEを切ったので、もしすべての萌え四コマ誌がそうなるならおれはその世界を去らなければならない、というわけで、最初の購読引退の感想が出てきたってワケ。
それでは改めて感想を書く。『こみっくがーるず』、カラーでちゃんと風呂シーンを書くのとってもいいと思う。旅行に来た面々という態だが、先生視点なのに全員の魅力しっかり引き出すのすごい。立場上飲めないのに主人公たちに翻弄されたり、飲ませようとしてくるキャラがいたり、お土産に地酒を求められたりしてるのもリアリティーある。しかも最終的に飲んじゃってるし。『きんいろモザイク』、進路に悩む金髪サブヒロインの姿。そのせいで元気キャラなのに元気がなく、逆に魅力が上昇しているのが良かった。いつも置いていくのねみたいな昼ドラ的台詞も笑えたし、その割に変なパーカーを着てくるテンションもかわいい。『ぼっち・ざ・ろっく!』、前回から徐々に高まってきてた展開が最高潮を迎えているので、結構な割合は主人公が目覚めるような熱血展開。最初の浮かれ具合は面白かった。きらら展開(催) の催の字が隠れていたので、何、きらら展開って? と思ってしまった。『ステラのまほう』、サイドプロジェクトをチャットで作業をするみたいな感じ。罪悪感なく呼んでケンカされてしまうのは主人公の持つ能力なのか、スケブで顔を隠す謎の行為がかわいい。そこから徐々に先輩目線の青春グラフィティーになる。『初恋*れ〜るとりっぷ』、部員がどうしても集まらない。先生はもう身体ごと投げ出してて笑った、ダメなひとだ。主人公が奮起する中、部員の数が足りないことを告げに来た委員長と出会って仲間にという流れなんだけど、「みんなを元気づける環境ですか?」という冷静なツッコミで爆笑した。『私を球場に連れてって!』、みんなを正気に戻すためにキャンプに出かけた主人公だったが、野球のキャンプを知らないため冬場にキャンプ場へ行く。死ぬやんけウケる。さすがに小学生にも気遣われているが、そこで埼玉の秘境・秩父とか表現されててなお笑った。『しょうこセンセイ!』、今日はオタクの生徒にフォーカスが当たっているが、すれ違いで双方とも相手を傷付けたのではと思っている。先生は子供なので寸足らずの努力感が可愛いが、オタクの方は先生をモチーフにした百合作品を書いててゲラゲラ笑った、しかも作品内作品の純度が高くてすごい。周囲、あれを見て引かないのがすごい。『みわくの魔かぞく』、成り行きで秘密を背負ったことを謝罪される主人公だが、秘密がデカすぎるという認識でちょっとどうでも良くなってて面白い。学校ではもう一発吸血鬼エピソードが出てきて、印象付けを図っている。主人公は変なひとと思われなくて良かったと安堵してるのに、ヒロイン役はしっかり思ってるところも笑った。『ご注文はうさぎですか?』、キャラを全部出す方法が寝顔探索という、しっかりしていてかつ全体的にかわいい、優良なコンセプト。寝言で友情を告白するのはストライクだが、なぜかみんなで棍棒を持ち合っているという凶暴性もギャップがあって爆笑できた。『旅する海とアトリエ』、前回フレームインしてきた新キャラは日本語ペラペラの現地人で百合好き、最後の属性だけでエンジンが熱い。それ故独白までも勝手に捻じ曲げる強引さに笑ってしまった。あと食べ物でチョロくなってしまう主人公がいい感じ。『委員長のノゾミ』、前回の学校閉じ込め展開の続き、風呂に入りたいという希望が妄想上の風呂シーンを生み出していてすごい。立場逆転みたいな展開ではあったが、主人公のおれだけにしなよ宣言は独占欲みたいでいいッスね、MAXには珍しいストレートさだ。『サジちゃんの病み日記』、前回の配信のことを引きずっているメガネが主人公に文句を言っているのがかわいいが、そろそろそういうパートなのか、首絞めなどのシリアスな展開がある。ただされたあとのふざけ感もまだあるな。キャ〜みたいな。『社畜さんと家出少女』、連載開始。待ち合わせの定番でデート感を噛みしめる社畜に引いてたはずの家出少女がすぐ雰囲気に飲まれるのウケる。しかし金ならあるという圧を買い物で見せましたね。またもや会社から呼び出しを食らう社畜、金魚の貯金箱でマッサージだ! 『彼女がお兄ちゃんになったらしたい10のこと』、一番年下の知り合いが本気のハロウィンでやってきてみなさんがビビる、全員年上だろ。小学生が頑張るというハートウォーミングさもありながら、主人公が低学年だった頃の衣装が現在の小学五年生にぴったりでガーンみたいなシーンではかなり笑った。『どうして私が美術科に!?』、親が見に来る、もう来た!! 友達の親って基本壁ある感じするけど主人公グループは猛烈に接触しててすごい、家族愛を全部バラすという予感におののくのウケる。まあそいつも親に主人公の顔絵の具付けっぱなし事件ををチクってるんだけど。『エンとゆかり』、流れもソリッドな質感もミラクっぽい。遅刻遅刻〜をメタ的に求められる感じから始まって、先生が部活をすすめるときにその後の人生のうねりについて話すところで笑った。で、ラストは突然トラックにひかれるという急展開で、しかも異世界という大転換。ここがミラクっぽい。『ももいろジャンキー』、運動会なので誰よりも張り切るヤンキーさん。応援されると能力発揮する小学生も面白いが、やっぱり豚連呼して主人公にM字の刑を食らう幼児のシーンで爆笑しちゃったな、あれはいい。でもその後パンぱくぱく食ってるんだし豚じゃんねえ。『合体アイドル!スノウちゃん』、正体がバレてしまった相手のアイドルがコラボしようと持ちかけて来るが、秘密に対して後ろ手に縛ったり四百万という金額を出してくるのが生々しくて笑った。バレ方にギャップがあるので、もうひとりのアイドルには正体をバラさずにコラボするという難易度の高さ。『のけもの少女同盟』、主人公の誕生日パーティーを内緒でやるくだり。不自然な呼び出しをかけて不自然に世界経済の話をするのとまったく気づかれないところも良かったけど、やっぱリアル目玉が一番エグくて笑ったな。最後は主人公の意識が戻らずシリアスになる、前回も医者に通告みたいな暗いシーンあったよね。『死にたがりさんと死神さま』、もう既に主人公の自宅で馴染んでいる死神、家族間満載じゃん。よほど気に入ったのかプリンを催促してくるのがかわいい。その可愛さを主人公のクラゲ好きで中和してる感じ。『魔王城ツアーへようこそ!』、うっ、これがワイド四コマだ……。ダメージがでかくてまともに読めてない気がする。OLが突然異世界で魔王城の運営に手を染めるみたいな内容だった。ワイドよんコマだと扉絵が存在せず、一ページ使った表紙になるらしい。『ハイフルール』、暇つぶしになのか何なのか、突然赤の他人をさらって持ってくる豪快さが良かった。その上で学校ごっこをするというユルい流れ、制服の好みが全員ばらばらでまとまらない。すごいばかと率直に行ってるところで笑った。『魔法少女のカレイなる余生』、最終回っで、集合展開。こんな祝福ムードでもみんながいつも通りという流れだが、監視カメラのスイッチ切りに行くのは笑った、罪悪感じゃん。ネタバレしない程度に書くと、ラスト投げっぱなしで良かったですね。いい最終回。『ななかさんの印税生活入門』、自信を持って書き上げたのに、人に進めるときは奥手になる作家のめんどくささが、既に中学生にも現れててゲラゲラ笑った。しかしその作品を高校生が見て襟を正すというまっとうな流れもある。しかしそんな中でももっとまっとうでど真ん中なブラコンエピソードが入ってきてめちゃくちゃかわいかった。以上です。