チェンマイの旧市街でジャズを堪能
2008年10月に初めてチェンマイを訪れて以来、2度目となる訪問を果たしました。
スワンナプーム空港からAir Asiaで約1時間の地。
目を合わせると誰もが笑顔。
何と言っても、「ひとが優しい」チェンマイです。
さて、前回の訪問時にたまたま見つけたオープンエアなジャズバーにもう一度行ってみたく、とある日の夕食後に記憶を辿りながら、旧市街の北側の門の間近に位置するお店へ。
今回しっかり確かめましたが、お店の名前もそのまま「NORTH GATE」でした。
前回は地元のハコバンがとてもいい感じのパフォーマンスをしていて、その時の印象がとっても良くて。
特に巨漢ギタリストその名もRJ(←メンバー紹介時にしっかり覚えた)が爪弾くギタープレイに魅了されたわけなのですが、まさか今回もたまたまってことはないようなあ、、、なんて思いながら席に陣取ると大きな影が後ろからのそっとやってきて、、、、はい、あのRJがしっかりそこにおりました!
モヒート越しのRJ。その背中は前回の1.5倍になっていた。しかし、プレイは超緻密。
夜9時半を回ると次第に多くの人が集まってきて。欧米からの旅行客をメインにほぼお店から溢れるほど。
この日は火曜日で、ハコバンを主体としながら、飛び入り参加もOKということで、何人かの楽器持参者が。
その中には60代と思しき日本人の御仁がサックスを手にセッション参加なさっておりました。
チェンマイで聴くジャズとってもいいです。
ちなみに、パフォーマンス中、ここのオーナーと思しき方も打楽器セットを演奏しながら参加されているのですが、これも前回同様の光景で。
この方も、もうだいぶお年をお召しのように見えるのですが、店内で東日本大震災・津波被害者への寄付を募っていたこともあり、まさか日本の方ではないのかなあ、なんて想像したりしまして。
直接確かめて現実を知るよりも、そんな思いを勝手に巡らせながら、チェンマイの人種の坩堝的な音楽交感を楽しんだのでした。
text by 小林“こばーん”朋寛
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