世紀の音楽対決を後楽園ホールで
写真は会場となった後楽園ホールのビルの壁のぱみゅたそです。
ってことでBOYCOTT RHYTHM MACHINE VERSUS LIVE 2012のレポをば。
★第1試合:DJ KENTARO vs Open Reel Ensemble
例えるならばジュニアヘビー級の空中戦。獣神サンダー・ライガー(KENTARO)とスーパーストロングマシンTEAM(ORE)が四次元殺法や凶器(オープンリール!)を用いながら、めくるめくイリュージョンマッチを見せつけてくれたような。
★第2試合:いとうせいこう vs Shing02
いぶし銀の技巧派レスラー(いとう)がルチャリブレで育ったメキシコ帰りの若手レスラー(シンゴ)を迎え撃つ、そんな風情で始まったこの試合。結果的には、技巧派レスラーが関節技を全く用いずパワーボムやドラゴンスクリューなどの大技を繰り出し若手を圧倒するような内容でした。なんてったって技巧派側のセコンド(DJ)はDub Master Xですもん。
「暗示の外に出ろ!俺たちには未来がある」
★第3試合:坂本龍一 vs 大友良英
緊張感に張り詰める会場でやくしまるえつこの呼び込みで登場したご両人。当初は真剣を一刀握りしめた武士(もののふ)の一騎打ちのようでしたが、最終的には天上界で神々が避けることのできない運命的な果し合いをしているような。誰にも勝敗の行方なんてわかりません。
いやー、音楽ってまだまだまだまだ奥深い!
※初の後楽園ホールに興奮し、一部プロレスに寄り過ぎた表現になっております。申し訳ございません。
text by 小林“こばーん”朋寛
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