エコチル調査 国際シンポジウム

10月26日(金)福島県で開催された、 『 第77回 日本公衆衛生学会総会 』 との共同開催で 『 エコチル調査国際シンポジウム 』 が開催されました。

【 子どもの環境保健研究の公衆衛生学的意義 : エコチル調査等の出生コホート研究の地域公衆衛生活動への貢献 】 というタイトルで、国内外の専門家による講演ののちに意見交換会が行われました。

◆ Dr. Leonardo Trasandeによる 【 内分泌かく乱化学物質:高額かつ予防可能な公衆衛生上の脅威 】
◆ Dr. Michelle Bellによる 【 大気汚染ばく露の小児健康影響 】
◆ Dr. Sally Perreault Darney 【 我々の子どもたちの健康的かつ持続可能な環境:研究から実地への反映 】
◆ エコチル調査福島ユニットセンター・橋本 浩一センター長による 【 東日本大震災の復興とともに歩む福島県におけるエコチル調査 】

という内容で、 『 大気汚染が子どもの健康にどのような影響を及ぼすのか 』 、 『 なぜ子どもの環境保健研究が必要であるのか 』
エコチル調査開始間もなく東日本大震災に見舞われた福島県におけるエコチル調査については、 『 どのような教訓を学び、今後どのように進めていくか 』 等について講演が行われました。

近年の研究によって、私たちのまわりの環境が子どもの健康と発育に影響を及ぼすことが明らかになってきています。

私たちの子ども達や次の世代の子ども達にどのような環境を残すべきか、その手がかりを示すことができるよう、ご協力いただいているみなさまとともにエコチル調査を進めていきます。

今後ともどうぞよろしくお願いします(*^^*)