日米防衛新指針 安保条約も逸脱 政府決定 国会関与せず転換 - 東京新聞(2015年4月29日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015042902000140.html
http://megalodon.jp/2015-0429-1047-43/www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015042902000140.html

安倍政権が米国と合意した自衛隊と米軍の役割分担を定めた新たな日米防衛協力指針(ガイドライン)は、日米安全保障条約の実効性を担保するものと位置づけられてきた。だが、新指針は「日本と極東の平和と安全」を目的とした条約の枠を超える内容で、国会の審議、承認も必要としない。国会の関与がないまま、日本の安全保障政策の転換が日米の政府間協議だけで進んだ。 (金杉貴雄)

平和訴え赤いパレード さいたま700人参加 - 東京新聞(2015年4月29日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015042902000126.html
http://megalodon.jp/2015-0429-1047-10/www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015042902000126.html


集団的自衛権の行使容認や改憲に反対する女性が赤い帽子などを身に着けてパレードする「戦争ゆるさない 女性のレッドアクション」が二十八日、さいたま市で行われ、埼玉県内などの女性たち約七百人(主催者発表)が参加し「女性が元気になればこの国も変わる」と呼び掛けた=写真。
今年一月、赤いファッションの女性が国会を囲んだ「『女の平和』ヒューマンチェーン(人間の鎖)」に参加した県内の女性四人が発起人となり「埼玉でも女性が行動を起こそう」と呼び掛け開かれた。発起人の一人の「憲法9条−世界へ未来へ埼玉連絡会」の秋山淳子代表(77)が「赤は怒り、情熱、元気が出る色」と訴えた後、女性たちが「武力で平和はつくれない」と行進した。
長男(2つ)のベビーカーを押して参加した主婦荒井美代さん(37)は「子どもたちの世代が戦争に参加することがあってはならない。私たちが守っていかなければと思い、参加した」と話した。 (竹内章)