きのうは我が身
「miharuqのひとりごと」みはみはさんの日記4/13付にて、盗難自転車発見の報。
改めて、よかった、おめでとう。すてきな世の中を見た気がします。
さて、我が身を顧みれば。
むかしむかしあるところを旅していて、とてもだいじなものをなくしたことに気づきました。
記念すべき品、9年近く愛用していた道具。取得価格はみはさんの自転車と同じくらいかもしれません。
血の気がひく思いがしました。
そのときは移動の行程もあり、列車の発時刻までしか捜索することできませんでした。
帰宅後、最寄の交番に紛失届出。
世の人の善意と警察の情報力に縋って待つほかないと思いました。しかしそれがどれほど頼りになるのか。
モノは愛用すればするほど、こわしたりなくしたりする危険も増す。
それは避けられない。いかに避ける努力を重ねたとしても。
とはいっても、なくしたのは愛用した証、などと割り切れるものではありません。
2週間ほどして、旅先の警察署から電話がありました。拾得された品物の特徴をきくと、まちがいない!
届出されたかたにぜひお礼を、と警察署に申し出たところ、
拾得されたのは旅行者とのことで、時間がなかったため、警察への届け出を見知らぬ地元のかたに託されたそうです。
託されたかたはご自身が拾得したわけではないからと、警察に住所氏名など明かされなかった由。
ありがたいことでした。お礼できなかったのは心残りだったけれど。
ものを落としたりなくしたりすることにかけては人後に落ちない私ですが、このときほど人の情けに感じ入ったことはありません。
いや、もひとつあった。こっちはわけあってないしょ。
What to do next?
いえ、キビヤックではありません。