夏休みホテル篇(中)

さて2日目にはいよいよ山口県に。旅行前、ネットで探していると西長門というところに角島という海のきれいな島があり、陸と橋で繋がっている写真を見つけました。「ここに行こう」と安易に決めた場所ですが、ここが2日目の私たちの宿、角島に架けられた橋のたもとにある「ホテル西長門リゾート」です。

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新幹線の新山口駅からレンタカーで走ること2.5時間くらいでしょうか。ナビのおかげで無事に日本海側に到着。施設はクチコミに書かれているように確かに古い。昭和50年代の雰囲気。でもポイントになる場所、たとえばお風呂はリニューアルされていますし、ここはそれを補ってあまりある景色が堪能できます。なんといっても畳の部屋の窓は天井から床、そして左右の壁の幅、一杯の全面ガラス。すべては海を眺めるためにできたような部屋です。ここからの夕陽は絵に描いたような極上の景色です。太陽が沈んでからの空のグラデーションも感動もので、家族でずっと眺めていました。
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お風呂は露天風呂付きの温泉。家人は「(露天に入っていたら)外をジェットスキーが通って行ったよ」と驚いていましたが、そんなことも男風呂では気になりません。お風呂につかるとお湯と水平線が溶け合うようで、こちらも極楽のひとときでした。

食事は宴会場でいただく形式。夜ごはんではお刺身とふぐ、それに佐賀牛のステーキにウニご飯の釜飯..とお腹が苦しいと高校生の息子も言うくらいのボリューム。また朝ご飯は和食と洋食から選べますが、フルーツの美味しさなどから洋食を選ぶべきだったと後悔してしまいました。

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ホテルの外から階段を降りるとすぐに白い砂浜と青い海が独占できるプライベートビーチがあり、海水浴もこんなところで慣れてしまうともう他の海には入れないような圧倒レベル。恵まれた環境を最大限活用したこのホテル、メリハリのある点が好感がもて、きっと東京から行きやすい場所にあると大変な人気になるのだろうと思いました。山口では有名なのかもしれません。。。
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会社からの補助を利用して1泊2食18,000円という結構いいお値段もするのですが、ここは飛行機に乗ってでもまた来たいというホテルでした。朝5時に起きてホテルから橋をわたって1往復するジョギングでちょうど5㌔で抜群の景色に囲まれて、記憶に残る時間を過ごすことができました。