市電フェスティバル

最近路面電車に興味津々のkoinuのために、札幌市電のおまつり、2008市電フェスティバルに行ってきた。
会場の札幌市交通局電車事業所に行くためには当然路面電車に乗る。そりゃもうkoinuの喜ぶまいことか。小躍りしながら電停に駆け上がり、電車のタラップも自分で上がる。椅子にも自力でよじ登って、ちゃんと前を向いて足を揃えて座る。窓の外を見たがったり降車ボタンを押したがって暴れたりはしないよい子だ。
会場に到着すると、koinuは車両がたくさん展示されている方へまっしぐら。かあちゃん素で見失いそうになる。中に入れる車両には全部入り、入れない車両は柵の外側からじっくり眺め、整備工場をうろつき回る。…これ、いつ飽きるんだろう…。
たっぷり一時間飽きずに車両巡りをしたあと、幼児向けの催しもあるというグラウンド会場へ。ミニチュア地下鉄“ミニてつくん”に乗りたがったが、列に並んで待つということをまだ理解できないようなのであきらめた。スタッフ用の休憩テントで勝手にパイプ椅子に上がり込み、おばあちゃまたちにお菓子やお茶をもらってちやほやされた後、ようやっと幼児向けコーナーにたどり着く。おもちゃのあるテントにまっすぐ駆け寄って自分で靴を脱いで上がり込み、絵本の読み聞かせを挟みつつ小一時間遊ぶ。ようやっと腰を上げてくれたので帰るべと思ったら、磁石で魚釣りコーナーにひっかかり、これまた何十分か飽きずに遊ぶ。あー、本日は炎天なり炎天なり。じりじり日に灼かれて耐えられなくなったかあちゃんにより肩車にて拉致され、再度路面電車に乗ることですぐにご機嫌を直して帰宅したのであった。