アクション投函したよ!

速達で投函したよ!で、今月のアクション別紙。
アクション別紙 論文
ペリュトーンは土地に根ざしたものであり、風水は先人の知恵である…という、先月の推論を基に、各事象を陰陽五行へ当てはめてみる。
結論として、四象の陽気が双子であり、八卦が主剣にあたると考察した。

風水において陰陽五行という思想がある。太極から分かれた両義四象八卦六十四卦が元来風水に含まれるものであり、「陰陽」の二文字を表す。「五行」は陰陽より後に成り立ち、後に結びついたもので、木火土金水のうち四つが太陽=火、少陽=木、太陰=水、少陰=金として四象に当てはまり、土が中央、悪く言えば残りかすとなる。

このうち太極、両義はいまだ不明だが、四象の陽気は天の龍脈、富士山に双子ようじょであろう。両義にしては似すぎているし、白=陽、赤=火、青=木であるから、二人の色は太陽=白赤と少陽=白青として符号が合う。
ならば陰気は、地の龍脈に居るはずだが、日本において富士山が中心過ぎる為、陰気が北に寄っても南に寄っても太極はならず、南北にひとつずつあるか、いっそ富士山の地下にあると考える方が自然と思える。
このうち、南北にあるとすれば、ヴァナヘイムと竜宮の拠点がそれぞれ地の属性を持つことからも、各々が一つずつ(一人ずつ?)抱えている可能性が高いと考える。更に言うなら、両組織の主張の差から、竜宮が太(安定)、ヴァナヘイムが少(進歩、未来)と思える。
さて、もう一つ仮定を重ねるなら、五行における土がディーヴァに存在すると主張したい。土は陰陽の混じりであり、混沌であり、ディーヴァの性質に通じる。
如何様にせばこれを証明できるかと考えるに、専門家からの知見を得た上で、自ら調べることが最も近道であろう。当然ながら、現在日本において最高の専門家とは、和田博士に他ならない。

さて次に、四象から分かれた八卦について述べる。
地域属性は八卦に分かれており、以前の主張、主剣が大地と密接なつながりを持つことから、主剣は八本、八卦に当てはまると考える。存在が知られている主剣の中で、形状や逸話より属性の予想できるものはヴァジュラ=雷(神話)、ジュワイユーズ=沢(少女)、カドゥケウス=風(辰巳)の三つであるが、今後の調査で残る主剣についても判明していくであろう。
この仮定から、人工主剣の製作には、太極両義四象、或いは六十四卦などの別要素から作製することが最も近道ではないかと考えられる。更に言うなら、四象である双子ようじょを礎として剣を生み、その剣と契約を結ぶことが考えられる。しかし問題は、如何様にしてようじょから剣を生むか、という点である。この点については、既存の主剣による儀式がどのようなものであるか知り、その知識を応用することが必要であろう。

次に六十四卦について考える。
この卦については、一説には伏ぎの作った八卦から、神農が生み出したとも伝えられる。神農は三皇として伏ぎと同列に並べられるが、神話を見ると伏ぎ、女禍より一段格下となる。八卦までがペリュトーンの主な要素であり、六十四卦はペリュトーンから生み出された力、アビリティであるとかペリュトーンエンジン、或いは和田博士の持っていた眼鏡とも考えられる。
前節で六十四卦から主剣を生み出す可能性について述べたが、ここで述べた仮説が正しいなら、六十四卦から主剣を作ろうとしても「ちょっと強い剣」になるだろう。

最後に、今月も蛇足を。
ここまで中国の陰陽五行を基に考察を進めたが、(現状で)実際に主剣として名を馳せているのは、欧州やインドの剣である。世界各地の神話を参考にすべきではあろうが、「土地」に主眼を置いた思想は少なく、風水、陰陽五行が最も参考になる思想だと考える。
主剣については、ジュワイユーズ、デュランダルエクスカリバーは、歴史上実在したとされる人物(アーサー王についても、モデルとなった人物は実在すると考えられている)に使用された剣である。それぞれ人間以外の存在(湖の貴婦人や天使)から与えられたものではあるが、史実として伝えられている時期に現れたとすれば、「1:ペリュトーン現象自体が、その時期(ほんの千年程前)まで安定していなかった」「2:更に過去には別の名で呼ばれており、現在はこの名前で呼ばれているに過ぎない」「3:剣は死亡、或いは破壊される毎に代替わりする」の三択。
単純に主剣の保有数を増やすことが目的であれば、上記の三択のうち、いずれが正解か確認するべきだろう。3番であれば、敵方の主剣を破壊することを視野に入れるべきである。
もう一点追加、というか訂正を。
先月から地球=ペリュトーンの主体という論説を展開しているので、論理の一貫性を保つためにも太極=ペリュトーンの主体=地球と主張したい。
加えて、両義はロードとディアティのことだと主張したい。