日本農業の正しい絶望法(神戸善久著)


著者は名前から予想されるとおり、島根県出身の方で、松江市生まれです。京大卒、現在は、明治学院大学教授です。農業について、従来の考えとは違う、「正しい」分析をなさっている方で、農業論として、すごくまともだと思います。

TPPなど、農業を取り巻く「通説」を見事の論破し、農業のこれからを正しく認識するのに、よい参考小となることでしょう。
新潮新書、2012年)