自己駆動粒子という自由−『渋滞学』

渋滞で有名な小仏トンネルで3時間の渋滞が起こった場合、経済損失はいくらでしょうか。


答えは<空欄をドラッグ!→2000万>円だそうです。


素晴らしい書評は以下↓
http://utsumap.exblog.jp/9311625/
http://1cc.jp/6x2tni

特に2点目の方は速読に絡めて書評しており、私が以前速読について書いたものよりわかりやすいので、読書スピードに興味がある方も読んでみて下さい。

過去記事↓
読書素人がすぐに始められる「ちょい速読」のためのたった一つの方法:
http://d.hatena.ne.jp/kojitya/20100420/1271755280


渋滞・混雑が大嫌いのせっかちな自分にはぴったりの本と思い購入。
そして渋滞が好きに・・・はならなかったけれども、渋滞を含め、色々な現象を「自己駆動粒子」という、自分の持っていなかった視点から楽しめるようにはなった。
新たな視点を持つというのは本当に幸せな事で、現実という現象をどう捉えるかの選択肢の多さに直結している。
選択肢の多さはつまり自由だ。


自己駆動粒子という自由をまだお持ちでない方、いかがでしょうか。車の現象だけでなく、自然災害からビジネスまで、具体的に使えるヒントが満載の切り口を買ってみませんか。


著者の実験とインタビュー↓

渋滞撲滅!「ゆっくり走る」は金も時間もオトク「渋滞学」の東大西成教授が実験で証明:
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090806/1028145/?P=1
「渋滞学」の権威、西成活裕東大教授が伝授!目からウロコの“究極”の渋滞回避術:
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090428/1025879/

渋滞学 (新潮選書)

渋滞学 (新潮選書)