来年度の番組改編

JRAから来年度の番組改編の概要が発表になりました。

一般には有馬記念が国際レースとなることが最大の関心事なのでしょうか。
JC→有馬と2戦狙ってくる外国馬が出てくるかも知れず、JCへの出走意欲の減退に歯止めがかかるかも。
あと、1開催あたりの開催日数が8日間で無くても良くなったので、もっと大胆に改編されるのかと思っていたのですが、
1回中山・1回京都が1日減って7日間になり、4回東京・4回京都が1日増えて9日間になるだけなんですね。


阪神競馬場のコースが新装されたことによる変更などは、ある程度予測の範囲内。
ローズS毎日杯は2000mから、スタートから直線の長い1800mコースに変更。
毎日杯はあの時期の他の3歳重賞の距離を考えると、2200mにでもしてしまった方が面白いようにも思います。)
神戸新聞杯菊花賞トライアルとしての性格を重視してか、2000mから2400mに変更*1
ダート2000mコースが新設されたので、どれか1つ重賞でも使用するようになるだろうなと思っていたら、
シリウスSが1400mから2000mに変更になりました。
せっかく誕生したダート2000mですが、4コーナーの芝コース上からのスタートになるのが難点のように感じています。


ところで、以前、報道のあった父内国産限定戦が無くなる話は、立ち消えになったのでしょうか?
どこにもそれについて記述がありませんし、
中日新聞杯が○父限定レースとして残っているので、その可能性が高いように思われます。
blog等を見る限り、この件に反対する意見は少ない気がしていただけに、ちょっと意外かも。


で、私自身の注目すべき点は、未勝利戦終了時期の繰上げなのですが、
出走資格に制限のある、いわゆる「スーパー未勝利戦」が廃止になって終了時期が結果的に繰り上がるのかと思えば、
2回札幌・4回中山・4回阪神からの未勝利戦がスーパー未勝利戦になるって...。
まぁ、だらだら未勝利戦を続けていてもというのも、わからないではないのですが。
普通の未勝利戦が夏場で終わりになってしまうのは、
たまたまローカル小回りが合わずに4着だった場合など考えると、ちょっと辛いものがあります。
夏場は厩舎の特性で、出走するコースが固定されてしまうこともあるように思うわけで。

*1:スタート地点は同じで、2000mは内回り、2400mは外回りコースを走る。