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国際保健学教室ブログ

2017-02-03

ブログ引っ越しました!

本日より、国際保健学教室ブログはこちらに引っ越します!

同時に、教室の新しいホームページが立ち上がりましたのでご覧ください!


新しいホームページはこちら

新しいブログページはこちら


引き続き、ご愛読の程よろしくお願い致します。

2017-02-02

東大 高齢社会総合研究機構を訪問してきました!

お伝えしていますように、新潟県の豪雪地・十日町市で高齢者研究を進めています。

今までも、認知症スクリーニング検査の実施方法等、多くのアドバイスをもらっている村山洋史先生の研究室を訪問してきました!

村山先生は以前、東京都老人総合研究所(都老研)で研究されていましたが、今は東京大学高齢社会総合研究機構というところにいます。

本郷キャンパス工学部8号館の7階にありました。

写真を撮り忘れましたが、研究室が広い!
さすが、東大!

高齢者研究の企画でブレインストーミングし、次々にアイデアを膨らませました。

1つ1つ論文として形にしていきたいと思います。

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写真 天気のいい東大本郷キャンパス(正面は安田講堂

2月1日(水)抄読会

2月1日の抄読会で、社会人大学院生の先生から、4月のヨーロッパ感染症学会に採択となった演題についての進捗発表と、下記の論文紹介がありました。

"In vitro neuraminidase inhibitory concentration (IC50) of four neuraminidase inhibitors against clinical isolates of the influenza viruses circulating in the 2010-2011 to 2014-2015 Japanses influenza seasons"
Ikematsu et al. J Infect Chemotherapy 22:599-604, 2016

日本臨床内科医会の池松先生の論文でインフルエンザウイルスのNA阻害剤に対する感受性を過去4シーズンでみた論文です。
H275Y変異株が数%みられた以外は大きく、感受性の変化はなかったというものでした。
池松先生は毎年インフルエンザの感受性調査とNA阻害剤治療後の解熱時間の論文を出されており、誠に頭が下がります。

当教室でも過去のデータが蓄積されていますので、がんばって論文化していきたいと思っています。

2017-01-31

1月27日ラボ(教室)ミーティング

 1月27日ラボ(教室)ミーティングについて報告します。

 国内調査のインフルエンザ検体は順調に集まっていて、あと1〜2週間で流行のピークを迎えそうな地域もあります。ウイルス培養、リアルタイムPCR共に順調に検査が進んでいます。今のところA/H3N2が主流ですが、地域によってはA/H1N1pdm09も散見されます。

ミャンマーの2016年株も解析が進んでおり、流行後半のB型はビクトリアだったようです。

流行株の遺伝子解析も順次進めていく予定です。

社会疫学チームは県内のワークショップにむけて準備中です。

ラボチームも社会疫学チームも年度末なので、報告書や来年度計画に追われております。

合間を縫う形で少しずつ論文化を進められればと思います。つい、論文を一番後回しにする傾向がありますが、「論文をたくさん書くにはどうしたらよいか」という本を読むと1日少しずつでよいから論文を執筆(あるいは準備)する時間を確保すること、とあります。
昨年、新潟大卒業生でアメリカで教授として活躍されている先生のお話しを聞いたところ、15分でも隙間時間があれば論文を書く、と言っていました。このぐらいでないと、論文をたくさん書くことはできないのですね。モチベーションを高める意味で競争も大事ですね。

2017-01-28 インフルエンザ研究会と新潟市医師会地域医療研究助成

新潟市医師会地域医療研究助成発表会

 1月28日(土)、新潟市医師会地域医療研究助成発表会が、新潟大学医学部で行われました。
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新潟市医師会では、新潟市で行われる公衆衛生、災害医療、検診などを対象にした研究に対して助成を行っています。

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公衆衛生分野を対象とした助成はめずらしく、新潟市の施策にも取り入れられ、新潟市民の健康の向上に結びつくものも多数みられます。当教室の准教授の菖蒲川先生も昨年まで助成を受けていました。

新潟市の高齢化の問題を反映して、高齢者の調査が多いですが、小児の栄養調査も助成の対象になりました。

臨床の結果をまとめて、疫学的に集約解析することが国民の健康の向上につながります。これが公衆衛生の醍醐味と思います。

医学生の皆さんも、ぜひ一緒に解析してみませんか。
あなただけの発見が必ずあるはずです。



またもや本文と関係ないランチ写真。
護国神社近くのミューズ、お魚料理がとてもおいしいです。
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 1月26日に新潟市内でインフルエンザの研究会がありました。

講師は、静岡厚生病院 小児科 田中敏博 先生です。
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今回、田中先生は、二年ぶりの新潟講演です。

雪が心配されましたが、先生のパワーで雪は降らず、わずかに道路に残る程度でした。

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田中先生は第一線の小児科臨床医であり、そのなかでさまざまな研究者と連携して臨床研究を行っています。
今回は、インフルエンザの「診断、予防、治療」というトピックについて先生の行っている臨床研究の結果を元に講演がありました。

ちょうどインフルエンザ流行時期ということもあり、フロアからも熱心な質問が続きました。
先生の日常診療を学問につなげる熱意に感銘をうけました。
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当教室で、今シーズンから田中先生のインフルエンザ検体も検査させていただいており、講演でも教室の名前を出していただきました。ありがたいばかりです。

検査がんばりましょう!

講演終了後、先生を囲み、教室有志と東京から教室にこられた方と共に、ぶりしゃぶと日本酒で歓談しました。田中先生、お疲れのところありがとうございました。

2017-01-27

疫学会 in 甲府 1/25-27

今週後半は日本疫学会学術総会に参加してまいりました!

学会は甲府駅すぐ近くのベルクラシック甲府(なんと結婚式場!)で開催されました。

とにかく天気がよく、3日間快晴でした。
雪の新潟から出てきたので、その違いにショックでした。。。

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富士山もきれいに見えました!

初日は疫学セミナーに参加しました。
各講師の先生からとても実践的でためになる統計・疫学の講義がありました。
企画して下さった先生方に感謝です。

また、疫学会には「若手の会」というものが存在し、若手研究者の研究のモチベーションを上げるような企画が毎回用意されています。
今回も、そこが聞きたかった!という苦労話や裏話が満載で、大変ためになりました。
特に東京医科歯科大学藤原先生の「疫学研究者サバイバル11箇条」はとてもためになりました(公開禁止とのことで具体的に紹介できないのが残念・・・)。

学会の合間に武田神社に行ってきました。

そこで大変なことに気づきました。


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今年は「本厄」のようです。。。

負けずに頑張ります!

発表も無事に終え、多くのアイデアやヒントを得ることができました。

来年は福島で開催だそうです。
解析データを示せるように、研究を進めて行きます!

by Yugo

2017-01-26

1月25日(水)の抄読会

 1月25日(水)の抄読会は、今年度学位審査をうける博士課程のかたの、公開審査の予行でした。

 パワーポイントで発表する際に、論文に載せてある図表はどうしても小さくなるので、公開審査のときは、図表を作り直したほうが見やすいようです。学位論文をようやく提出したー!というところでまたスライド作り直しは結構、堪えるのですが・・。

これまで、当教室の抄読会はエンドレスに近い形が多かったのですが、時間をきめて、18時から開始で、19時には終了ということにしたいと思います。
長くても19時半には終わりたいと思います。

時間が長くなると集中力も切れますし、出席者の中でディスカッションの重要性よりもむしろ、各自で勉強していただいたり、直してから仕切り直しの方が効率がよいと思います。

また、社会人大学院生の先生にとっては週に1回教室にくる貴重な機会であり、抄読会のあとに教員に相談したいこともあるでしょう。しかし、20−21時になるとその元気もうすれて、「もういいや・・次にしよう」ということになるかもしれません。

ビジネス書には(また出た!)とにかく会議は何もしていない時間なので、極力短くすること、とあります。

そのためには事前準備が重要、と。

抄読会の担当者のかたがたにはぜひ、事前の準備をお願いします。
また、次回から、抄読会で紹介する論文の原著もプリントして出席者に配布してもらうことにしました。これは抄読会の時間短縮に繋がると思いますし、留学生のためにもよいと思います。

よろしくご協力お願いします。

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↑写真はプロジェクトでの導入を考えているポータブルエコーです。
昨日デモ機を貸して貰いました。

左がタブレット型、中央が二つ折り携帯電話型。右はサイズの参考のための自分のスマホ。
どちらも、よく見えます。ただ、画面が大きいのと計測などの機能は左側のほうがよいです。

技術の進歩はすごいですね。
私が1997年に(いつのこと?)ザンビアにJICAで行ったときにエコーを携行品で買って貰いました。
同じ値段で、大きなプリンターぐらいの大きさでした(標準的なエコーの大きさ)。
それがいまはこんなに小さくても、カラードップラーも入るなんて・・。
教室のかたに協力して貰い、久しぶりに心臓、肝臓などをみましたが、画像もきれいです。
ついでに自分の頸動脈もみてみましたが、石灰化は無いようでした。(腕がおちて見落としているせいかもしれません)

2017-01-24

昨日のラボ(教室)ミーティング

 1月23日のラボ(教室)ミーティングについてご報告します。

インフルエンザシーズンもいよいよ本格化したようです。各地からぞくぞくと検体をいただいております。

これまでのところ、全てインフルエンザA/H3N2(香港)です。ワクチン株と一致しているかどうかはこれから、遺伝子シークエンスを行って調べます。

今シーズンも、インフルエンザのワクチン効果(ワクチンが効いているかどうか)の解析をいたします。インフルエンザの検出(ラボ)と、ワクチン効果の算出(統計解析)の二つを組み合わせるため、チャレンジングではありますが、解析はかなりおもしろいと思います。

さて、今年はどうなりますでしょうか。論文化に向けてがんばりましょう。


RSも検体を各地の先生方からいただいております。順次検査を進めております。

2017-01-23

教室のダイドコロ

まなべです。我が国際保健教室の先生方、世界、全国飛び回って研究に励まれております。そんなお忙しい先生方のエネルギーの源、栄養補給はとっても重要です。
教室のランチタイムの様子+プチ情報お伝えします。


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この方、La boutique de bentoのオーナー兼シェフのたけうちさん。なんともオシャレな店名。日本語に訳すと、お弁当のお店。そのまんまです(笑)。そんなゆるさもいけてます。実はお隣のたけうち画廊さんの奥様。なるほどのセンスです。
いつもニコニコ、たけうちさんご本人がデリバリーしてくださいます。

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本日のメニューは白身魚のタルタルソース。メインが揚げ物でも焼き物でも煮物でも、季節の野菜たっぷり、とにかく”滋味”。




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毎日日替わりで、健康第一のおいしい家庭料理です。ご注文は当日11時までとのこと。

忙しくて買いに行く時間もない、食べる時間もない、と嘆いている教室の先生方、価値ありのワンコインBENTO、おススメです。

といっているうちにふと思い出しました。新潟だからでしょうか、最近やたらとコンビニにおいてある田中角栄格言集的な本に、こんな一説が。

おい、メシ食ったか。
──田中角栄

人が彼のところに来ると、かならずこういったそうです。

いわんとするところは、、、

 メシ時になったら、しっかりメシを食え。シャバにはいいことは少ない。いやなことばっかりだ。それを苦にしてメシが食えないようではダメだ。腹が減って、目が回って、大事な戦はできん。
早坂茂三『田中角栄 頂点をきわめた男の物語』より)

だそうです。
いや、角さん、そんなネガティブな、いいことも結構ありますよ、とつっこみも入れたくなりますが、、、、いずれにしても、やっぱりご飯は大切です。みなさん、ちゃんとご飯はたべましょうね!

2017-01-22

JAGES研究会 2017年1月 in 東大本郷キャンパス

連続投稿です。

本日、JAGES研究会に参加してきましたので報告します!

JAGESはJapan Gerontological Evaluation Study(日本老年学的評価研究)の略で千葉大学予防医学センターの近藤克則教授をPIとした全国的な研究者組織です。

全国の自治体で高齢者を対象とした大規模アンケート調査を実施しており、高齢者の健康に関するエビデンスを次々に出しています。

新潟市でも2013年より調査に参加し、今年度のJAGES2016調査で2回目になります。
いよいよ縦断的な評価ができるデータがそろい、新潟での研究が本格化します。
新潟市の他にも、総合地域医療学講座・井口清太郎教授の医療人育成プロジェクトで実施した十日町市と阿賀町での調査がJAGES調査票を用いたもので、新潟県内の3市町でJAGES調査が行われていることになります。

JAGES研究会には多様な職種・専門の方々が集まり、学際的な研究会となっています。
今回は、午前に東京大学の橋本英樹先生がHealth Communicationについての講義をされ、目の覚める思いでした。

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写真↑ スライドとビデオなどの映像を交えた橋本先生のレクチャー

医療経済、社会疫学の解析発表があるかと思えば、一方ではプロボノ、SIB(Social Impact Bond)など、新たな分野の情報など、大変勉強になりました。

毎回勉強になるJAGES研究会ですが、オープン参加です。

全国データを使った解析もフェアにチャンスがあります。

ご興味があるかたはどうぞ!

https://www.jages.net/

新潟のデータから新たなエビデンスを創出できるよう、頑張って参ります!

by Yugo

2017-01-21 関屋・白新地域ケアネット

久しぶりの投稿です!


1/21午後に新潟市中央区の関屋・白新ケアネットが中央区内総合福祉会館でありました。

当教室と新潟市福祉部高齢者支援課(現・地域包括ケア推進課)が共同で2013年11月に実施したJAGES新潟市調査「健康とくらしの調査」の結果に基づいたグループワークをやるということで、オブザーバーとして参加させていただきました!

会場には100名近くの地域の福祉を担う専門職の方々が集結していました。
行政、医師、歯科医師、病院相談員だけでなく、訪問介護、通所介護、グループホーム、薬局、居宅介護支援、社協、包括支援センター、民生委員 などなど、多職種の方々が入り交じって、JAGESのデータを囲んで討議をしていました。

現場で現実に直面している方々に調査データを使っていただけるのは、本当にありがたいことです!

今回のデータは2015年末に新潟市主催で開催したワークショップの資料でしたが、次はぜひ、新たに開発したWebで見ることができるNIIGATA HEARTを使ってもらえればと期待しています!

先駆けてデータを使ったグループワークをしていただいた関屋・白新ケアネットの皆様、大変ありがとうございます!

データにつきまして疑問がありましたらいつでもお問い合わせください!

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by Yugo