It Will Be Fine!

こまきのブログです。

「怒り」の感情と闘う

職場で本っ当に嫌な事があって心底腹が立ってしまい、
この日は「ふざけるな!」とか「許せない!」とかいう、
他にもここにはとても書けないような、穏やかじゃない言葉の数々を
自分の心の中でいっぱい叫んでました。ずっと。


さんざん自分で自分の事をなだめたりすかしたりしてみたけれど、
どうにもこの気持ちに収まりがつかない。
自分の中で生まれた、この真っ赤な煮えたぎるような感情を
どうコントロールすればいいのか、わからなくて。


怒りにとらわれている自分の表情は、きっと醜かったと思います。


「ふざけるな」とか「許せない」とか、
そういう言葉をいくら叫んでみたところで、
自分の事をいくらかわいそうがってみたところで、
私は決してしあわせにはなれないのです。


今の職場で、こういう「怒り」の感情とさんざん向き合ってきて、
そこから自分なりに学んだ事ですが・・・。
怒りの感情だけにとらわれているよりも、
自分がやるべき事をしっかりとやったり、
自分が愛すべき人たちをしっかりと愛して行く事の方が
大事なんですよね。


自分がやるべき事をしっかりと心をこめてやったり、
自分が愛すべき人たちをたくさん愛したり・・・
そういう事を続けて行く事こそが、
新しい物事を生み出して行く結果につながるし、
そしてそういう事によって、結局は自分自身の心の傷も修復されるんです。


そしてそういう行為を続けている私の姿を見る事によって、
私の事を傷つけた相手の何かが少し変わる、変わり始める・・・
という事があるんです。


物事を変えたかったら、そういうやり方で変えて行く方がいい。
思いも時間も、たくさんかかるし簡単な事ではないけれど。
でもそういう変わり方の方が本物です。


最終的には、愛のパワーの方が、怒りのパワーを絶対上回ります。
(すごく恥ずかしい文章書いてますけど、ほんとにそう思うし、そう信じたい。)


「怒り」に対して「怒り」で返していても
何も生まれないんですよね、きっと。



ちょっと話がそれるけど、
「自分を傷つけた人を、同じくらい傷つけ返してやろう」という行為・・・
これも救いようのない暗い行為だと思います。
そういう事をやっていると、結局は自分も低い場所に
一緒に落ちて行くだけなんですよね。


「だって自分ばかり傷つけられて損じゃないか」
という考え方もあるかもしれないけど、
それは損得の問題ではないのです。
「自分という人間がどうあるか」の問題です。


「自分を守る」とか、「自分を大切にする」とかいう言葉の意味を、
取り違えちゃいけない。
「誰かを深く傷つける」という行為は、
「自分自身を深く傷つける」、損なう行為でもあるのです。



「怒り」の感情だけにとらわれて、
同じ場所でぐるぐる回り続ける事のないように、
自分を傷つけた相手を「追いつめて、やっつける」事に
一生懸命になったりする事のないように、気をつけて行きたいと思います。
それでは遠くには行けないから。何も生み出せないから。



物事を変えていく為には、
新しいものを生み出して行く為には、
傷を修復する為には。。


怒りの感情にとらわれているよりも、もっと他にやるべき大事な事がある。
そこに目を向けよう。気持ちをたくさん使おう。


そういう事の方が、絶対大事なんだ。
きっときっと、そうなんだ。


つまらない狭い場所でぐるぐる回り続けているよりも。
もっと大きな想いが必要なんだ。