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こまきのブログです。

新しく買った本

エンジェル (集英社文庫)

エンジェル (集英社文庫)

何だか気になる石田衣良さん。
マリンバの先生からもオススメされた石田衣良さん。
石田衣良さんの本はまだ「4TEEN」一冊しか読んだ事がないので


☆2006/3/15の日記〜好きな本紹介6「4TEEN」(石田衣良
http://d.hatena.ne.jp/komaki-1325/20060315


この「エンジェル」が私にとって二冊目の石田衣良さんの本です。
知り合いの方がブログでオススメしてくれた本です。



村上春樹さんが翻訳したグレイス・ペイリーの本。
グレイス・ペイリー作/村上春樹訳」の本は、
現在日本では二冊の本が出版されていて、
そのうち一冊が以前読んだ「人生のちょっとした煩い」。


☆2005/10/10の日記〜好きな本紹介3「人生のちょっとした煩い」
グレイス・ペイリー作/村上春樹訳)
http://d.hatena.ne.jp/komaki-1325/20051010


この「人生のちょっとした煩い」を読んで
「こ〜れはおもしろい!」と思いましたね。
結構文章は難解で、読むのには時間がかかるけど、
独特のクセと味があって、それが何とも言えずいいんです。
春樹さんが「中毒性のある文章だ」って言うの、わかるなあ。
だからもう一冊の「最後の瞬間のすごく大きな変化」も読んでみたいと思ってて。
今回やっと買いました。
たぶん読むのにすっごく時間かかると思います。
少しずつ読みたいと思います。



海辺の光景 (新潮文庫)

海辺の光景 (新潮文庫)

以前井伏鱒二の「黒い雨」を読んだんですけど
(ラストがすばらしかったです・・・)、
この「黒い雨」の文庫本、本編の物語が終わった後に、
井伏鱒二に対する評論みたいなものがついてます。
その中で、安岡章太郎の文章がちょくちょく引用されていて、
なんかその安岡章太郎の文章のタッチというか雰囲気が
「好きだなあ」と思ったんですよね。


で、「いつか安岡章太郎の本を読んでみたい」と思っていたので今回買ってみました。
村上春樹さんの「若い読者のための短編小説案内 (文春文庫)」の中で、
春樹さんは安岡章太郎の短篇「ガラスの靴」を取り上げているのですが、
その「ガラスの靴」に対する文章の中で
春樹さんはこの「海辺の光景」についても触れていました。
どんな感じかなあ。読むの楽しみです。

今読み返している本

ああ言えばこう食う (集英社文庫)

ああ言えばこう食う (集英社文庫)

阿川佐和子さんと檀ふみさんの「食」をテーマにした往復エッセイ。
「食」に限らず、いろんな話題が飛び出して脱線しまくりで面白いです。
数年前に読んだ本で、今回久しぶりに読み返したんですけど・・・
数年前に読んだときより、今回読み返したときの方がめちゃくちゃ面白かったです!
テンポいいし、常にユーモアにあふれてるし。お二人とも頭いいなあ。


数年前にこの本を初めて読んだ後私は阿川佐和子さんに興味を持って、
阿川さんのエッセイを数冊読んだんですが、
今回この本を読み返して私が興味を持ったのは檀ふみさんのほう。
檀ふみさんの文章、素敵〜。ユーモアがあって、
機転が効いて、それでいて気取りがなくて。
檀ふみさんの単独のエッセイとか出版されてないのかなぁ。
後でネットで調べてみよう。

ジュンク堂が好き


上の三冊の本を買ったのはジュンク堂神戸三宮店。
(隣は以前JとBのおふたりがインストアライブをした事もあるHMV三宮店。)
自分が今まで行った事がある書店の中では、ジュンク堂がいちばん好きです。
店員さんの対応がしっかりしてるから。


どの店員さんにどんな質問をしても、その場ですぐ答えが返ってくるんです。
「○○関係の本はどこに置いてますか?」と聞けば、
「○階の○フロアに置いてあります」という答えがすぐに返ってくるし、
文庫本の置いてある階で「『○○』っていうタイトルの文庫本ありますか?」と聞けば、
「少しお待ちください」と言って、すぐにその本を見つけて持ってきてくれる。
他の書店ではこうはいかない事が結構多いんですよね。


ジュンク堂は、どの階のどの場所に、どういう本が置いてあるかを、
すべての店員さんがきちんと把握しているわけですね。
すごいなぁ。社員教育が徹底してるなー。



ちなみにジュンク堂三宮店では、
本棚の横の通路の窓ぎわに簡易イスのようなものが設置されていて、
ここに座って、ゆっくりと買う本を吟味できるようになってます。
これがなかなか便利。


4F(だったかな)の児童書のコーナーには、
親子が一緒に絵本を読めるような、木造りの机と椅子が置いてあるスペースがあり、
親子が一緒に座って絵本を楽しそうに読んでいる和やかな光景がよく見られます。
私も子ども達に混じってここに座って(笑)、絵本を物色しているときが時々あります。


ジュンク堂書店ホームページ
http://www.junkudo.co.jp/