Kisses Sweeter Than Wine

Words & Music by Joel Newman and Paul Cambell.*1
(1951年発表)





(原題直訳 「ワインより甘いキス」)




Performed by The Weavers.


You can listen to The Weavers box set compilation,
"Goodnight, Irene: The Weavers 1949-1953".
推奨アルバム度 ☆☆☆☆☆

(ウィーヴァーズ)





And you can listen to Jimmie Rodgers compilation,
"The Best of Jimmie Rodgers".
推奨アルバム度 ☆☆☆☆☆
(ジミー・ロジャーズ)*2




Also you can listen to Frankie Vaughan compilation, "The Way We Were".
推奨アルバム度 ☆☆

(フランキー・ヴォーン)*3






Also you can listen to Peter, Paul & Mary album, "Album".
名作アルバム度 ☆☆☆☆☆

「アルバム」 (ピーター・ポール&マリー)







歌詞は、次のURLから
http://www.lyricstrax.com/weavers/kisses-sweeter-than-wine.html





名曲度 ☆☆☆☆☆








邦題 「ワインより甘いキッス」 (ウィーヴァーズ)*4










When I was a young man never been kissed
ぼくがまだ全然キスもしたことのない若者だった頃
I got to thinking it over how much I had missed.
ぼくは自分にできてないそのことばかりが頭にあった
I got me a girl,
ぼくに彼女ができて
I kissed her and then
その子にキスしたそのときに
Oh Lord, I kissed her again.
あゝ、主よ
ぼくはもう一回彼女にキスしたよ




Oh, kisses sweeter than wine,
おゝ、ワインよりも甘いキス
Oh, kisses sweeter than wine
あゝ、ワインよりも甘いくちづけを




I asked her to marry
ぼくは彼女に結婚してくれと頼んだんだ
And be my sweet wife,
そして、ぼくの素敵な妻になってくれと
And we would be so happy the rest of our lives.
そう、これから先のぼくらの人生を
ふたりでいっぱい幸せになろうと
I begged and I pleaded like a natural man,
ぼくは生まれたままの男のように、すがり、乞い願った
And then, Oh Lord,
すろと、そのとき、あゝ、主よ
She gave me her hand.
彼女はぼくに手を差し出してくれたのさ




Oh, kisses sweeter than wine,
おゝ、ワインよりも甘いキス
Oh, kisses sweeter than wine
あゝ、ワインよりも甘いくちづけ




I worked mighty hard
ぼくは一生懸命、力強く働いた
And so did my wife,
そう、妻もまたやはりそうしていた
Workin' hand in hand
手に手をとって働いた
To make a good life.
いい暮らしをしようと
With corn in the field
畑にはトウモロコシがあり
And wheat in the bins,
そして、倉庫には小麦のある
I was, oh Lord, the father of twins.
あゝ、主よ、ぼくは双子の父親になりました




Oh, kisses sweeter than wine,
おゝ、ワインよりも甘いキス
Oh, kisses sweeter than wine
あゝ、ワインよりも甘いくちづけ




Our children they numbered
あたしたちの子供も増えていき
Just about four,
ざっと4人になりました
They all had sweethearts
あの子たちには、みんな恋人ができて
Knockin' at the door.
わが家を訪ねてましたよ
They all got married
彼らはみんな結婚し
And they didn't hesitate;
そして
あの子たちったら、遠慮もせずに
I was, Oh Lord,
あゝ、主よ、わたしは
The grandmother of eight.
8人の孫のお祖母ちゃまになりましたよ




Oh, kisses sweeter than wine,
あゝ、ワインよりも甘いキス
Oh, kisses sweeter than wine
おゝ、ワインよりも甘いくちづけ




Now that we're old,
いまや、わたしたちも年老いて
And ready to go,
そして
あの世へ行く心づもりもできている
We get to thinkin'
わたしたちはよく考えているんです
What happened a long time ago.
遠い昔にあったことを
We had a lot of kids,
わたしたちにはたくさんの子供ができて
Trouble and pain,
苦労も苦しみもありました
But, Oh Lord,
しかし、あゝ、主よ
We'd do it again.
わたしたちは
もう一度、してみましょう




Oh, kisses sweeter than wine,
あゝ、ワインよりも甘いキス
Oh, kisses sweeter than wine
おゝ、ワインよりも甘いくちづけを










Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞











∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮







きょうから、ここも第3ラウンド、
歌とともに太陽の周りをまわるロック・アラウンド・ザ・サン(?)も3周目に入ります。

この2年間、きょうのこの歌で通算912曲の対訳掲載を数えることになりました。*5
いまのところ(差しあたって)ストップする理由も何もないので、このまま年を越し、
来年もまた(やがて1001曲を数え、1001の夜を数え)また、この日を迎えることになるでしょう。
どうぞ、みなさん、また、これからもよろしくお付き合いお願いします。
ホント、ここまで続いてきているのは、何と言っても、みなさんが見てくれているおかげです。
自分ひとりじゃ、とてもこれだけの持続力は出てきません。
どうもありがとう。











∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮






ということで、こちらのコーナーもタイトルを新たに、
地層もひとつ厚くなって、化石発掘(?)の愉しみも増えようというものです(*゚ー゚)







【Years Ago−Go!】






(1年前のエントリーを Playback♪)



・「トゥモロー・ネバー・ノウズ」 (ビートルズ

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051205





(2年前のエントリーも Playback♪)




・「ブルー・スウェード・シューズ」 (カール・パーキンズ)(エルヴィス・プレスリー

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20041205#p2

*1:この「ポール・キャンベル」というのはウィーヴァーズの4人(ロニー。ギルバート、リー・ヘイズ、ジョエル・ニューマン、ピート・シーガーの共同)のペンネームで、1951年に(全米で19位となる)ヒット曲となった彼らのこのオリジナルは、レッドベリー(がニューヨークのグリニッジヴィレッジでアイルランド人歌手のサム・ケネディが歌っていたアイルランド民謡「Drimmin Down」を原曲としてアダプトしたレッドベリー)の「If It Wasn't For Dicky」という曲を下敷きにしたもので(当時、ウィーヴァーズは(やはり、フォークのスタンダードになっている)レッドベリーの有名な「おやすみ、アイリーン」Goodnight, Irene をヒットさせたばかりで、そのファオローアップ・シングルとして(それに劣らぬ)新作が求められていて、同じレッドベリーの作品の中からピート・シーガー(ジャケット写真、左端)が好きだったその「If It Wasn't For Dicky」のコード進行に基づいて、4人で歌詞の設定を(農夫と牛の歌から人の一生とその喜びを歌った歌に大幅に書き替えて)それを自分たちの作品として発表したことによる共同名義で、共作者としてクレジットされている「ジョエル・ニューマン」は当時の彼らウィーヴァーズが所属していた音楽出版社のフォークウェーズあるとされている。

*2:1957年に全米で3位になる大ヒットとなった。

*3:イギリスでは1957年の末に(アメリカでのジミー・ロジャーズのヒットをカバーした)フランキー・ヴォーンのスタンダード風のヴァージョンが全英で8位になるヒットとなっている。

*4:歌詞はPPMの「アルバム」からのもの。

*5:あいかわらず、思い出したように、しょっちゅう、ちょこまかちょかまかと細かいところを直していますので、そのあたり、どうぞよろしく。