「落語美学」江國滋

読んでいて、どうも違和感があった。最後まで読まない事には感想を書くのもあれかなあと頑張って読んだけれど、私には合わなかった。なんとなくこう上からものを見て、可哀想がっているような感じの悪さを感じてしまって、んー。

後から知ったけれど、この方の娘が江國香織なのね。あーあーどーりで。私は江國香織もまるっきり駄目なのです。なんだ「号泣する準備はできている」って。親子だからというのもないかもしれないけど、親子だからというのもあるよね。

江國家の文章は、私にはあわん。

落語美学 (ちくま文庫)

落語美学 (ちくま文庫)

「いま、胎動する落語 苦悩する落語2」春風亭小朝

小朝師匠というのは、なんでここまで自分の事だけじゃなく、落語界全体をどうにかしたい!って思いつつ、また行動していらっしゃるのかしらん。大変でしょうに。昇太ファンとしては、昇太さんの事を「六人の会だけでなく、落語界の切り札」とおっしゃっているのが嬉しい。カッコイイ、落語界の切り札…

いま、胎動する落語―苦悩する落語〈2〉 (苦悩する落語 (2))

いま、胎動する落語―苦悩する落語〈2〉 (苦悩する落語 (2))

「生きて死ぬ私」茂木健一郎

こういう本を読むと、ちょっと頭の中がぐるぐるしてきます。お墓の話をした時のお母様が印象的。

生きて死ぬ私 (ちくま文庫)

生きて死ぬ私 (ちくま文庫)

「禅的生活」玄侑宗久

非常に読みやすく、しかも「ああそうかあ」と感心する事や納得する事があって、とても宜しかったです。

禅的生活 (ちくま新書)

禅的生活 (ちくま新書)