Developers Summit

今年もいってきました。UMLロボコンがんばってエントリーしてみようかな。http://www.otij.org/UMLForum2004/robocon/

・組み込みUMLと要求定義プロセス
eUML本を書いたキャッツの渡辺氏のセッション。渡辺氏はこんな本も書いている。ISBN:4274065138 興味を引いたのはSDD(ServiceDrivenDevelopment)です。要するに顧客の視点に立ってあるサービスをするための要素を分析して行き、要求定義時点で細かい機能にまで落とし込んだユースケース分析をしようということ。そうするとトレーサビリティが上がり(V型プロセスが使える)、PlatformやApplicationFrameworkなども作っていける。これで合ってるかなあ...もうちょっと勉強したい内容でした。彼の本を買うか。そうそう、普通ユースケースではあまり細かい機能の話しまで落とし込むとユースケースの爆発が起こるのでやってはいけないといわれているが、それをあえてやるのはトレーサビリティーがあがるからだと言っていた。
・開発者のためのLinux技術入門
1時間でわかるLinux入門という感じのセッション。質問も出ないほどのいまいちな内容。
・当社独自のアーキテクト制度によるソフト開発プロセスの改革
富士通コンピュータテクノロジの取締役の設計プロセス改革話。資料的には実践的な話、納得できる話が書いてあるが、質問に対してマネジメントとしてやったことを答えていたが「勉強させました」「やらせました」「勉強は家でやっていた」のオンパレード。ちゃんと資料には「プロセス改革には勉強の時間が必要」と書いてあるのに「家でやっていたのでは?」は無いでしょう。きっと中間管理層にいい人がいたに違いない。
Linuxシステムカスタマイズ入門
うーん、ちと個人でのサーバー管理にはあまり必要ないカスタマイズでした。でもLinuxの仕組みがある程度わかった。
・事例からみる「テスト駆動開発入門」
一般的なやり方の講習ではなく実例を元にやらないとわからないことを言うという話でしたが、、、ちと弱い。逆に聴講者からの質問に「テストの品質自体はどうカバーする」「テストを書くことでどれくらい工数は増える?」など切実な質問が相次いだ。私も気にしていた品質の答えは「コードチェックしかない」
・オブジェクト脳の作り方。
牛尾様ちょっと元気なし。この内容1時間では無理なのでは?和田アキ子とマイケルジャクソンを「歌え」で熱演するも滑ってしまう。

組み込みUMLの本の紹介 http://www.ogis-ri.co.jp/otc/hiroba/ogisbooks/eUML.html