文藝春秋の新刊 2013・9 「水茄子」 ©大高郁子

バックの緑も青紫も赤紫も、和の色使いってのが心地いいです、へたの縮れ具合やいがいがの痛みまで感じるすてきな作品…だけれどもちょっとこう、前回もつぶやいちゃったんだが、こうちょっとインパクトが強すぎるんじゃないのかと勝手に危惧する。もっとちっちゃなイラストなら「わあ、かわいい」でおしまいなんだが媒体のメインじゃないですか新刊本手に取った人がパラパラめくってるうちドッキリ驚いたなんて風にならんのかなと、なにか強い意志を秘めてるみたいな作者に対してぼそぼそ言ってみました。
茄子は好きです、母はわたし以上に好きみたい。煮ても焼いても炒めても。夏の味噌汁の具の我が家では茄子がチャンピオンかも、ミョウガも刻んでね─のはずなんだが今年は焼きナスあんまり食べなかったし、そもそもうまいのに当たんなかった、新潟の夏は今年はバカ暑くはなかったのだけどけっこう多雨な天候不順気味、湿度が結構ありましたし。
そんなで美味しい野菜をお安く購入のチャンスがぜんぜんなかったな。
どこかで価格を抑えられてるのかもしれぬし、それは農協だったりスーパーのバイヤーたちによる暗黙のカルテルなのかもしれないし。もちろんわたしも頑張ってさ、カイワレ蒔いたりニラ栽培したりって、そりゃ遊びみたいだけどさ。

文藝春秋新刊案内8月は《こちら》にあります

 購入したのは

9月の購入は伊賀焼窯元長谷園[著]「長谷園『かまどさん』の美味レシピ ほっこり土鍋ごはん」でした。いやあ、間違い間違い「かまどさん」という中ブタ付きの土鍋でご飯を炊くとき用のレシピだということを知らずに購入してしまいました、残念。三合炊きの「土鍋さん」は1万円以上の価格だそうで、当分こちらのレシピ本は書棚の肥しですね。

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