美味しい変化

よくばりな自分には、いろいろな憧れがあります。
そのうちのひとつが、野菜を中心とする食生活です。
おいしい野菜、できれば有機、無農薬野菜を中心にした生活。
ここ2年くらい、読んだ本から、
ますますその憧れは強くなり、
もう実行するしかありません。
昨年のブルータス8月号野菜特集で、
とれたてで味にこだわる野菜を、
当日中に配送してくれる農家さんに出会い、
料理家 長尾智子さんの本で、
野菜の味そのものを楽しむことを教えてもらいました。
調味料の基本は、塩、オリーブ油。
1週間に1度届く野菜は、塩ゆで、刻む、スライスし
料理の素となるもののパーツを作って保存。
仕事から帰った後でも、自分で作る美味しいを持続できるのです。
そうやって料理するうちに、
愉しむ能力の幅がひろがったような。
今ここにある素材の味をたのしむには?
これをどう食べると美味しい?
自分で考え、美味しい変化を少しづつ感じることとなりました。
変化できるやわらかさが、自分にあったこともうれしく。








おいしい野菜づくり農家のはなあふさんとつながった1冊。
ほんとに美味しい野菜。ブルータス編集者のリサーチ力に感謝。

BRUTUS (ブルータス) 2013年 8/1号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2013年 8/1号 [雑誌]



料理家 長尾さんの書き下ろしエッセイ、2冊。
読む料理本
食べるということをどう考えるか、
どうたのしむか。

長尾智子の料理1, 2, 3

長尾智子の料理1, 2, 3



「自分のための料理」より

中心は自分。自分が健やかであるために、
どんな栄養を補給しようか。
単純な食材と調味料と組み合わせて、シンプルに、
気が向けば複雑な味わいの、自分のための料理をつくりましょう。
時に誰かのためになることにも気がつきます。

続 長尾智子の料理1,2,3

続 長尾智子の料理1,2,3


アリス・ウォ−タースの
オーガニック料理バイブル。
写真もなく、素材のイラストと文章のみの、
ぶ厚いこの料理本が必要になったのは、
本を手にして、2年後。
庭に植えた多くのハーブを
日常的に使えるようになったのがうれしい。

Introductionより

最高の品質の味わい深い食材が手に入ったら、
それをただシンプルに調理する。
それだけですばらしい料理ができるのは、
素材そのものの味が生きているからです。
中略
良い素材を選び、調理するためには、五感をフルに働かせなければなりません。
いってみれば、感覚的で官能的な経験を積み重ねることで、
はじめて料理は歓びとなります。
学ぶことに終わりはありません。

アート オブ シンプルフード

アート オブ シンプルフード



上記、アリス・ウォ−タースとそのまわりを知りたくて。

美味しい革命―アリス・ウォータースと〈シェ・パニース〉の人びと

美味しい革命―アリス・ウォータースと〈シェ・パニース〉の人びと