回想

昨日は朝7時過ぎに快速特急に乗って梅田へ。
家を出る前どの本を持っていこうか悩んだ挙句、
幸田文の『雀の手帖』を選択。
それまではぱらぱらとしか読んでなかったのだけど、
改めて最初から読み始めた。
新聞に連載されたエッセイらしいのだけど、「連日連載された」
と末の解説に書いてあり、「それって今で言うぶろぐっぽいなぁ」とか思った。
しかし形式こそ今で言うぶろぐに近いかもしんないけど、

内容は現在の万人が吐くげろのようなぶろぐのそれではなくて、

いろんな意味で「名文だなぁ」と思わされるものばかりだった。