Flotilla WHAU

朝ごはんの支度をしていたら、どこからか「ボァー」と警笛のような音がしました。
一瞬、蒸気機関車か?とも思ったんです。
だって、Waitakereのトロッコ列車の音がたまに聞こえたりしたこともあったので。
でも、それにしても近い。
トラックでもケンカしてるのかしらねーなんて思いつつ、ふと窓の外を見ると、あれ?船がいっぱい。
うちはWhau River (川といっても、すぐそこは湾)に続く土手の途中に建っており、庭は柵越しに水辺へと続いている。
で、対岸(Kelston)には住宅街と、ボートランプがある公園が見える。
その公園にたくさんの車が停まっていて、あまつさえテントなんかも出ている。
これはイベントの気配ですよ!
外に出てみていると、再び「ボァー」。
ああ、小型の蒸気船が鳴らしていたんだ!
ペナントをたくさんつけて、煙突からは煙が出ています。
他にもカヤックや小型のヨット、手漕ぎボートにスタンディング・カヤックまで水面に浮かんでいます。
しばらくすると、バンドの生演奏とともに船が一斉に上流に向かって動き出しました。
おおー、マーチングだね!





















川のちょうど真ん中に大きなマングローブの茂みがあって、どうやらそこをぐるっと一周してボートランプに戻るよう。
ちょうどウチの目の前を通過するみたい。
蒸気船の船名は「Puke」。
オークランドの海洋博物館が持ってきた、歴史あるスチームボートだそう。
水道局(Watercare)のボートもやってきて、こちらに手を振ってくれました。
親子連れてカヤックを漕いでる人たち、地元のボートチームらしき若者たち、プロっぽい人、一番最後にお馴染みのオレンジのゴムボートで現れたのは、レスキュー隊。
Westのビーチではよくお目にかかる。
ゆっくりした一団に合わせて、ボートのエンジンをかけずにパドルで前進していました。


















対岸で歓声が上がったので、どうやらマーチングは終了の模様。
その後もしばらく蒸気の音や音楽が流れていました。
こんな催し物をしているなんて知らなかったなぁ。
ちょっとコマメにローカルイベントをチェックしていかなくちゃ。