初めてのタンデム自転車

タンデムがいっぱい!

 ”トライ!!タンデムサイクリング”というイベントに参加し、視覚障害の方とタンデム自転車でサイクリングを楽しんできた。当方、タンデム自転車は未経験だったが、視覚障害の方と組む人が不足しており、経験がなくても大丈夫とのことだったので、応募してみたのだ。

 会場に到着後、とりあえずタンデムに乗って練習。まぁ何とかなるだろうと気楽に構えていたが。。。思っていたよりスムーズにいかず、うまく曲がれない。そして何よりも難しかったのが、声掛け!曲がる・止まる・減速するといった声掛けを、油断すると忘れてしまい、勝手に止まったり、動き出しちゃったりするのだ。う〜、はたして大丈夫なのか?

 ”怪我には注意して下さいねー”という主催者の声を聞きながら、不安なまま午前の部がスタート。中学生の少年と組み、おそるおそるペダルをこぐ。最初は自転車の操作にいっぱいいっぱいだったけど、次第に操作にも慣れ、お互いの身の上話(?)や周りの風景などを話す余裕も。気付いたら、2時間弱も乗っていた。
 あまりに大変だったら、午後は帰ろうかと思ったけど、何とかなりそうだったので、午後も視覚障害の方と組んで走ることにした。今度は、パラリンピックにも出ているという方で、上り坂をぐいぐい進むことと言ったら!

 昼休み中、視覚障害の方と駅まで歩いたり、コンビニに行くという体験もした。正直、どういうふうにサポートしていいか分からず、見よう見真似で、ご本人達とコミュニケーションを取りつつ、ドキドキしながら歩いた。う〜ん、今度はちゃんとサポートの仕方も勉強しておこう。
 とにかく安全運転を心がけようと、普段以上に気を遣ったこともあり、終わったらどっと疲れた。でもいろんな人と話すことができ、心地よい疲れでもあった。