2011-01-08

ロスカボス旅行記。メキシコのロスカボス、超良かったです。フライト時間、たった2時間！で、時差は1時間だけ。車での長距離移動が苦手で、ぐーたら我が家にはもってこいの場所でした。まさにパラダイスでした。

[,right]ロスカボスってどこぞや？っていう方にはこの地図を。下記の地図の四角の部分のバハカリフォルニア半島の先端にある町です。何故カリフォルニアという名前がつくのだ？メキシコなのに。その答えは、バハとは、スペイン語で下という意味。下カリフォルニアという意味なのです。で、もともと、私達が住んでいるカリフォルニア州は、アルタカリフォルニアと言われていました。意味は上カリフォルニアという意味です。そうです、カリフォルニアは今はアメリカですが、もともとメキシコのものだったのです。1846年のアメリカとメキシコ戦争が勃発して、アルタカリフォルニアはアメリカに割譲されたが、バハカリフォルニアに対してはアメリカは領有を主張しなかったそうです。

歴史に疎い私。この旅行中に、池上彰さんのこの本を読んで、アメリカの歴史について学びました。この本はすごく良かった。大学の時にこの本に出会ってたかった。何故、アメリカは嫌われるのか、でも、一方で何故、みんなアメリカのことが好きで、アメリカに行くことを夢みて、アメリカは世界の中心なのかとか、いろーんなことが分かりましたが、アメリカについてすんごく考えさせられた本でした。旅行中、一人で、ブッシュ大統領ってヤツは…とブツブツ怒っていました…。しかし、アメリカって、いい意味でも悪い意味でもすごい国です。

難しい話はおいといて、ロスカボスの話に戻ります。メキシコだから、ヒスパニック系だらけ。そりゃ、そうだ。でも、違和感なし。だって、カリフォルニアもすんごいよ、ヒスパニック人口。カリフォルニア人口の3分の1ぐらいがヒスパニックで、LAダウンタウンになると半数を占めるぐらい。じきに、白人がマイノリティ人種になるんじゃないかと思うぐらい。アジア系も多いし、カリフォルニアのいいところは、いろーんな人種の人達がいるから、自分が日本人でも全然気にならないこと。で、ロスカボスのホテル内はアメリカ人だらけでした。観光地のロスカボスはアメリカ人で潤っているようなものなのでアメリカ人様様なのでしょう。

初めて、All inclusiveという、食事や食事中のドリンクやアルコール、バーでの飲み物や軽食がホテル代に含まれているところに宿泊しました。これ、かなりオススメ！特に小さい子供がいる家庭。今日、何をどこに食べに行こうかとか考えなくていいし、ホテルの外に出て移動しなくていいし、何食べたって、飲んだってフリーなので、子供用と大人用食べるものを気兼ねなく別々にオーダーしたり、急にお腹すいたーと言われたって、すぐ食べれます。

昼間から飲んで、たらふく食べて、プール入って、昼寝して、また飲んで食べて、寝るという超ぐーたら旅でした。殆どホテルの外に出ませんでした。4泊5日の旅行だったけど、もっと滞在したかった〜。いや〜、何もせずにボーッとできるって、何て至福なのでしょう。またこういう何もしない旅に行きた〜い。

ホテルの中はジムはあるわ、休憩所はあるわ、スーパーもランドリーも病院もキッズスペースもレストランやカフェもあるわ、部屋の中はキッチンはあるわ、ほんとホテルの外から出たくなくなる環境でした。

お天気にも恵まれ、気温も高くて、気持ちよかった。温かいカリフォルニアと違うところ、それは、湿度があること。だから、さらに暑く感じました。で、暑いのに、洗濯物が全く乾かないのにびっくり。しかも、久しぶりに経験した室内干しの匂い。湿気がないカリフォルニアでは室内でもすぐ乾くし、どれだけ干したって室内干しの匂いは全くない。恐るべし、湿度。でも、肌がうるおっていいわ〜。

ほんと食べては飲んでわの生活。この旅で太ったのは言うまでもない。メキシコと言ったらコロナビールでしょう。

街は全くクリスマス雰囲気なし。殺風景な町並みでした。でも、ホテル内はさすがにクリスマスモードでした。

せわしない旅行ではないから、子供にとっても良かった。子供達はプールがあるだけで十分。お昼寝もたっぷりしてくれるし、夜もよく寝てくれるし、私達ものんびり。子供達も楽しそうでした。フライトもいい子にしてくれました。

唯一、最終日に、外に出ました（だんなさんは私達が昼寝の時、外出していたので二回目。）折角なので、小型ボートに乗って、唯一の景勝地のThe Archと呼ばれるアーチ状の形をした岩場を見に行きました。あざらしもいました。子供達が大きくなったら、バナナボートとかスノーケリングとか一緒にしたいなぁ。

そんな感じで、ロスカボス、オススメスポットです。のんびり旅行でかなり充電されました。連れて行ってくれただんなさん、ありがとう。