36話「恐怖!機動ビグ・ザム」

ジオン軍宇宙要塞ソロモンを攻略する作戦に出た連邦軍ホワイトベースも先陣の一翼を担う。戦いは対要塞兵器ソーラ・システムにより連邦軍有利の状況にあった。しかし要塞奥深くで巨大モビルアーマービグ・ザムが起動しようとしていた…。

敵味方共に総力戦である。巨大な戦場の中ではガンダム、WBといえども戦力の一部分でしかない。
今回盾殺陣で目立つのはガンダムではなく連邦勝利の盾役者ならぬ立役者のジムである。

ジム基本装備。右手にビームスプレーガン、左手にシールド、背中にサーベル一本。

集団でシールドとスプレーガンを前方に構えるのが基本戦闘隊形。この戦術は後のア・バオア・クー戦で重要な意味を持つ。

シールドで身を守りながら攻撃するジム。遮蔽物がない場所での撃ち合いではジオン側MSに対しアドバンテージがある。

右手にシールド、左手にスプレーガンのシン中尉のジム。盾の構え方にビグ・ザムに対する恐怖が表れている。


ガンダムシールド論は連邦軍量産型MSジムの本格的な登場により、これまでの戦闘論、演出論だけでなく戦術論、戦略論にまで話が及ぶ事となる。また一番最後の写真のシン中尉のジムの盾の構え方で分かるように、シールドは性格や感情を表現するアイテムにもなる。