赤ちゃん教育/BRINGING UP BABY

Director:ハワード・ホークス
Cast:ケイリー・グラントキャサリン・ヘプバーン、チャーリー・ラグルス、メイ・ロブソン、バリー・フィッツジェラルド、ウォルター・キャトレット、フリッツ・フェルド、ウォード・ボンド、ジャック・カーソン
博物館主ディヴィットは結婚式を明日に控えていたが、災いをもたらす娘スーザンと知り合い、彼女に振り回される事となった。寄付をしてくれる相手に会わないといけないのに、スーザンの所為でペットの豹を探す羽目に陥ったグラント。彼らは豹を探す事が出来るのだろうか・・・。


超が付くほど有名な映画ですが始めて観ました。邦題から、単純に赤ちゃんを彼らが教育する話しだと思っていたんですよね。ちょっとひねっても、ケイリー・グラントキャサリン・ヘップバーンを育てる(淑女にする)程度の認識でした。でも、全く違いましたよ。人間の赤ちゃんは登場しないですし、教育する話しでもないです。原題を見れば納得がいく内容でしたが、原題に〝BABY〟が付いているからって、それを赤ちゃんと訳すのは短絡的ですよね〜。まあ、私も人の事は言えないですが。この映画の〝BABY〟は豹の事で名前がベイビーなんですよ。
ドタバタコメディで、古臭さは全く感じられません。その辺りが傑作と言われる所以なんでしょうけど、ちょっとドタバタ過ぎなんですよ。徹底的にドタバタで、観ていてじれった過ぎました。
それに、キャサリン・ヘップバーン演じるスーザンがどうしても好きになれない。我がまま放題と言うか自己中心的過ぎで腹が立って来る程でした。あそこまでされても、それに付き合うディヴィットって馬鹿じゃんって思ってしまいました。男の人ってあんな女性が好きなんでしょうかね。私には理解出来ませんが。

2006/04/13

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