風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

僕の目の澄んだ瞳 僕の胸の大切な心

風が強くなってきました。
今日はこれから春の嵐だそうで、皆さん、気をつけてくださいね。
さて週末は、ずっとフィギュアスケートを見ていました。
やっぱりなんといっても羽生選手、素晴らしかったです。
世界フィギュア銅メダル、おめでとうございます!
こういう何もかもが結ばれていく合わさっていく瞬間ってあるんですね。
氷上、静寂、音楽、たくさんのたくさんの思い、若さ、ひたむきさ、
スピード、強さ、4回転、攻撃性、少年性、才能、努力、涙、歓声、感謝、
胸がすくような17歳の、ドラマチックな美しきロミオでした。
心にダイレクトに響く演技で本当に感動しました。
こちらも少し涙が出てしまって、胸がいっぱいになりました。
そして無邪気に表彰台に上る彼を見ながら、
やっぱり小栗くんにも若いときに、ロミオに出会ってほしかったなあって、
思ってしまいました(何度も書いていますが・笑)。
そうなると、「間違いの喜劇」の頃かなあと思うのですが、
でも「間違いの喜劇」も大好きな作品です!
「間違いの喜劇」はよく観ます。なんて幸せな物語なんだろうって思います。
そしてちょっと畏れ多いのですが、
蜷川さんと私は趣味が合うような気がします(笑)。
やっぱり蜷川さんが描く小栗くんが好きなんですよね〜。
最初に嵌ったのが「お気に召すまま」だったせいもあるんですけど、
「間違いの喜劇」「お気に召すまま」はヘビーローテーション(笑)です。
いつ観ても、心締め付けるというか、何度観ても、新鮮で繊細で、
小栗くんは本当に本当に美しくて、夢のように素敵でした。
小栗くんはシェイクスピア作品、「ハムレット」「お気に召すまま」、
「間違いの喜劇」「タイタス・アンドロニカス」、4作品に出ていますが、
そのうち3作品を(お気に召すままは初演と再演)、
生の舞台で観劇できたことはとても幸運でした。
私の理想が、まさにそこに息をして存在してしなやかに美しく輝いていました。
こんな世界があるんだって思って、心踊りました。
またシェイクスピアの台詞を語ってほしいです。
蜷川さんの描く小栗くんが観たいです。
こうなったら、今年30歳でも大丈夫(笑)。
小栗くん、自分の美しさから逃げないで、
正々堂々とロミオでもハムレットでも演じてほしいです。


アンティフォラス「いや、あなたその人を、あなたは僕の無ニの命、
           僕の目の澄んだ瞳、僕の胸の大切な心、
           僕の糧、僕の運命、僕の希望の的、
           僕の地上の唯一の天国、あなたさえいればそこが天国だ。」