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2016-07-30 独り遊山「奥物部の森」 森のこと

バイケイソウ

 ユリ科シュロソウ属の多年草

高地の湿原付近の草原や林床に自生する。

 この和名は花がウメ

葉がケイランに似ることに由来する。


バイケイソウ

 森の平坦地「ヌル谷のナロ」は

この時期バイケイソウのお花畑になる。

ちょうどヒメボタルが舞う頃と重なり

毎年日没後の夢の風景を楽しんでいたものだ。


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◆奇跡の平坦地

 この森の平坦地は

四国山地の隆起に伴う落盤帯に

流れ込んだ沢水が運んだ土砂によって

形成されたと言われている。

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その聖地の夢の風景も

鹿の増加により笹と下草が失われ

過去のものになってしまった。


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 雨が降るまでまだ間がありそうだ。

もう少し上まで歩いてみようか。

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◆独り歩くこと

 サン・テグジュペリは言った。

「大地が万巻の書より多くを教える」


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 誰とも話すことなく

ただ自然を見て聞いて感じ歩く。

ひとりで山に入ることは

歩く座禅のようなものだと思う。

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 tochikoの栃は今年も

たくさん葉を茂らせていた。

この老木の様に大地に根を下ろし

堂々と生きてみたいとも思う。


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                       野あそびの土つけてこの日暮美し  山上樹実雄

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