猿板

遊山黒子衆SARUの記録

グランパース蛍遊山 森の蛍と口福

料理人

 朝から市場に買い出しに行って
大きな荷物を抱えた
今回の料理人和宏さん登場です。
◆森の蛍のこと
 世界に2,000種類いると言われる蛍の仲間で
幼虫期を水中で過ごすものはわずか3種と言う。
 そのうちの2種類が生息する日本は
正に水の国なのですね。

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この森に棲む「ヒメボタル」は土中で育ちます。
ゲンジボタルの半分ぐらいの小さな身体で
短い周期で以外と鋭く発光します。
ただ私のカメラでは撮影できないので
以前友人のカメラマンが捉えた姿をご覧下さい。

                        photo by Kenzo Nakazima
◆沢の恵み
 ヌル谷には沢が流れています
その清い水は“口福に”恵みをもたらせます。
 削ぎゴボウを“さらす”

 湯がいた麺を“締める”

 生姜を“下ろす”

 勿論“冷やす”を忘れてはいけません(笑)

◆土佐の味
 ヌル谷は土佐の山間にあり
メインは土佐の“山、里、海”の幸で「お客」です。
 山猟師Kさんの差し入れ「猪肉」は汁物に

 土佐の山菜の代名詞“イタドリ”は
食べる直前に炒めアツアツを頂きます。

 和宏さんが到着を遅らせてまで拘った
地元の朝取れ“鰹のたたき”

 新鮮な鰹を厚切りで頂くのが土佐流です。

 土佐の口福と森に舞う蛍を楽しむ
極上な物見遊山な宵でした。

◆結ぶ
 翌朝も手を抜くことのない“いごっそう”
土佐の一夜干しと“渓流素麺”で朝餐。

 デザートは沢で一晩冷やした
土佐のスイカをどうぞ。
 皮の薄さが旨さの証
 SARUはこれからも全力でサポートします。
そんなスローなツァーでよければ
皆さんもご参加如何ですか?
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山の何でも屋 グランパース まで!!