スノッブな文章

友人と「スノッブな文章はどうやって書くのか?」という話になった.
例えば以下のような文章は多少なりともスノッブな香りがするように思う.

今の「チンポ」っていうのは僕の勘違いでなければ「陰茎」をさしているのだろうけれど,欧州のビジネスシーンでは肯定,つまり「イエス」の意味で使われることが多いんだ.
正確な語源については僕の不勉強のせいで分からないのだけれど,おそらく他の欧州系言語と同じく,ラテン語からだと思う.(ここについては門外漢なのでご容赦!)
とにかく,「チンポ」って言葉は使う場所を間違うと,とんでもないことになるよってことで.

自分で書いてみて思ったのだが,スノッブ臭がする文章を書くコツは以下のようなものであろう.

  • 文章の目的とは全く関係の無い知識への,中途半端なフックを書く
  • フックする知識は歴史や古典といった教養色が強いほどスノッブ臭が高まる.(例えば上記の文章の「欧州」の部分を「ユーロ圏」とするとスノッブ臭が弱まり,「カトリック教国」なんかにするとスノッブ臭が強くなる)

友人は「無駄にフレンドリー」という項目を加えたがっていたが「フレンドリー」というよりも「同列に並んでいるような口調で,その実は教え諭す上から目線文章」というほうが正確であるように思う.


「だからなんやねん」と言われるとそれまでなんですが,知人にものすごくいやらしい文章を書くヤツがいて,「どうやったらこんな文章がかけるんやろ?」と気になったのですよ.
スンマセン