小さな庭の物語

小さな庭のガーデニングを中心に更新していきます。

レモンマーマレード

昨日に引き続いて、レモンの話題です。
今日はマーマレードを作りました。


無農薬のレモンなので、普通にさらっと表面を洗います。
輸入物の時は熱いお湯でしっかりたわしでごしごしこすらないとだめです。


黄色い皮の下にある白いワタの部分にペクチンが含まれています。
苦みが出るのもこの部分。
まず、リンゴの皮をむく要領で黄色い皮をむきます。


さらに、白い部分をそぎ落とします。



こんな感じになりました。


実の部分は、房を取り出すようにして薄皮や種を抜きます。
これが結構手間がかかります。
でも、苦みのないきれいなマーマレードづくりには大切な一手間です。

作業中に出るレモン汁もお鍋に取っておきます。


国産レモンの場合、皮の苦みが強くないことがあります。
普通、皮は2回くらい煮こぼすといいのですが、少しだけかじってみて苦みが強くなければ、2時間くらい水にさらすだけでも大丈夫。
さらした皮を細く千切りにします。


白いワタの部分の半分程度を使ってペクチンをとります。
2回ほどひたひたの水から茹でて、煮こぼします。
その後、ひたひたの水で15分くらいことことと煮て、ざるで濾します。
これがペクチン液。


ペクチン液と、レモンの皮、実(液体も含める)をあわせて、その重量の60%のグラニュー糖を加えます。

お鍋が小さいので、レモン10個でいっぱいです。
この砂糖が自然に溶けて馴染むまで、2時間くらい放置します。


その後、火にかけて、沸騰し続けるくらいの強さで15分くらい煮詰めたらできあがり。
きれいな色に仕上がりました。


脱気して、保存すれば、長期保存が可能です。


味見したところでは、苦みもなくレモンの風味もしっかりついていて、とてもおいしく仕上がりました。
まだ、10個以上レモンが残っているので、これもマーマレードに加工する予定です。