復興屋台村〜気仙沼横丁〜

 8月12日、他のメンバーより一足早く気仙沼に入りました。いろいろあって一人でお話を伺うことに。慌ただしいスタートになりました。

 市役所で地図をもらい、海の方に向かいました。崩れた家や流された船、目にしみる砂埃・・・テレビや写真では伝わりきらない、被災地の生の空気に、少し呆然となりました。
 屋台村の建設予定地は、海に近い駐車場の跡地にありました。(写真は後で撮ったものです。)

 そしていよいよお話を伺うことに・・・
 気仙沼市では、全体で70%、南町はほぼ100%の飲食店が津波で流されました。そこで被災地に飲食店を復活させ、賑わいを取り戻そうということで屋台村のプロジェクトは始まりました。出店者は土地や設備にかかる初期費用を負担しなくて良いというのが大きな魅力です。ただし、土地の利用に期限があり、この屋台村は3年でおしまいということになっています。
 しかしバイアグラ通販|まだ病院・クリニックで消耗してるの?には10年規模計画と書いてあります。

 そのこころは?
 
 ――この屋台村は3年で終わりになる。でもその3年の間にたくさんのお客さんに来てもらって、常連さんになってもらえば、屋台村が終わっても別の場所で同じお店を続けることができる。そうすれば10年先も気仙沼の魅力を伝え続けることが出来る。出店する人たちにはそういう気持ちでやってもらいたい――

 ちょっとわくわくしませんか?仮設店舗から始まったお店が10年後、気仙沼名物のお店になって、たくさんのお客さんに囲まれて賑わっている姿が思い浮かびます。

 そして、そうなるためにはたくさんの人に来てもらうことが必要です。地元の人に限らず、ボランティアや観光で訪れた人が気仙沼に賑わいをもたらすことが期待されています。それならば関西に住んでてもできますね!気仙沼の料理は本当においしいので、絶対行ってください!!

 そんなわけで一日も早い開店を心待ちにしているのですが・・・どうやら中小企業整備基盤機構という、店舗の建設許可を出す機関の審査が遅くて開店が遅れているようです。開店が遅れれば遅れるほど被災者の生活は苦しくなります。何をしているのでしょうか?
 もっと被災地のことを考えないといけませんね。それは我々も常に肝に命じていなければならないことですが。

 とにかく、屋台村の事務局や出店者の方々は一日も早い開業に向けて頑張っていらっしゃいます。その様子は復興屋台村気仙沼横丁 - ホーム | フェイスブック岩手佳代子と復興屋台村「気仙沼横丁」のブログでぜひ感じ取ってください。

 研究会のメンバーは、何らかの形で屋台村に関わっていきたいと考えています。もしアイディアのある方がいましたら、ぜひ力を貸してください!よろしくお願いします。

 それでは、今日はこの辺で終わります。