迷い猫オーバーラン! 3 ・・・・・・拾う?

著/松智洋 イラスト/ぺこ レーベル/集英社スーパーダッシュ文庫

ブルマ+スパッツ=ブルッツなお話。
梅ノ森千世、霧谷希、芹沢文乃がとても可愛いです。
ツンツンしてる文乃の照れてる様子を描写した主人公のモノローグが入るからアニメよりもラヴくて可愛い感じ。
希も心理描写がある分だけ何考えてるのかちょっと分かりづらかったアニメよりも電波度が下がってて可愛いです。
千世も一生懸命頑張ってた。
ぺこイラストも宜しいです。やっぱ松智洋&ぺこのゴールデンコンビは最強だね!(>_<)

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 4

著/裕時悠示 イラスト/るろお レーベル/GA文庫

「とっても楽しそうね、幼なじみさん。私も仲間に入れてくれない?」
「空気読んでよ、彼女。九年経ってから出直してきて?」

リア充過ぎる主人公が「俺は恋愛アンチなんだよね」とか言いながら4人の女の子を従えて海でイチャラブします。憎しみで物語の先を変えられたら・・・・・・
そして第一部完。
主人公が決断して彼女以外の3人=幼なじみ(肉)、元カノ(電波)、婚約者(婚姻届)にちゃんとお断り入れます。でも巡り合わせが悪く元カノは別れる為に作った新たな設定にそれはそれでロマンス感じてテンション上がっちゃって、はからずも婚約届に拇印をゲットしてしまった婚約者は愛衣ちゃん大勝利!おそとはしってくる!。そして幼なじみは全て分かった上で略奪愛する宣言。
という訳で今までの修羅場と書いてハーレムと読むではなく、4巻ラストで幼なじみが彼女に宣戦布告してついにタイトル通り「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」になりました。
主人公がちゃんと女性関係に決着つけようと行動したのは良いと思います。
そして物語のメインヒロインで恋愛アンチのメインヒロイン夏川真涼がついに完全にデレました。
巻末に作者のデビュー作(にして新刊が久しく出ていない)「踊る星降るレネシクル」のイラスト担当たかやKi先生のイラストが掲載されています。
次の5巻から第二部〜修羅場編〜になりそうなので楽しみです。

しゅらばら! 3

著/岸杯也 イラスト/プリンプリン レーベル/MF文庫J

表面上は私たち友達だよねと言いながら、裏では他の2人を出し抜くために主人公に対してお胸を押し付けたりミニスカート穿いたり腕を組んだりとセックスアピールしまくりの3人のヒロインによる修羅場ライトノベル。別に修羅場ものばっかり読んでるわけではありません。たまたま時期が重なっただけなのです。
俺修羅ヒロインズが真っ向勝負系でライバルだから負けないよって感じなのに対して、しゅらばら!ヒロインズは表では私たち友達だよねと言いながら、裏で出し抜く気満々なのが正反対な感じ。個人的にはどっちも好きです(^ω^)
ヒロインたちとニセ三角関係にあることを知ってるのは主人公とメインヒロインの娘だけだったのに、メインの子が他2人と内通してて、いつの間にか関係がばれてることを主人公だけが知らない状態になりました。ヒロインズは他の女の子よりも主人公に特別扱いされている今のポジションを守るために主人公に内緒で3人で話し合ってルール作りをしていたのです。敵の敵は味方です。敵なので出し抜けるときは出し抜きますけど。黒いです。
そんな3人のヒロインズとは裏腹に面倒見のいい真面目な主人公はダラダラ誤魔化しが続いたことに罪悪感やら不誠実さを感じています。酷い話です。
その主人公を巡るルール作りも相手の有利な条件を潰すために残り二人が協力してやりこめるってのが組み合わせを代えて続いた末にできた産物で、私たち友達だよねって言葉が非常に空虚でアレでナニでした。
それでもやり過ぎにならないような自制心がまだギリギリ働いてるのも好感持てました。一応3人は昔からの友達なので(遠い目)
こういう水面下での女の戦いは大好きです。