3GSM 2006: HTC Hermesの実機写真!

情報元はEngadjetというかid:kzouさんやid:maitomoさんのところなんですが、以前リークされたものとはキーボード周りがかなり変わり、既報の通り、Wizard(Dopod 838系)ライクなキーとキーの間にスペースのないものになっていますね。
スペックはUMTS / HSDPA、300MHzのSamsung製CPU、128MB Flash と 64MB RAM、2.8インチ液晶、 802.11b/g、Bluetooth 2.0、MicroSD、2.1メガピクセルカメラとテレ電用インカメラ、だそうです。

ちなみにQtek版の型番は「Qtek 9600」だそうです。

3GSM 2006: モバイルTVとDAB対応のHTC Trilogy

The Unwiredより。今回の3GSMに際してHTCから公式プレスリリースが出ている唯一の製品です。英Virgin Mobile (MVNO) が英BTと組んで開始するモバイルTVサービスとDAB-IP(DABは欧州や台湾などで普及しているデジタルラジオ規格で、韓国のT-DMBの元になったもの。"-IP"って???)に対応したMS Smartphone 「Trilogy」の実機写真が掲載されています。たぶんTornadoをベースに機能を拡張した端末だと思います。
左右非対称デザインが面白いですが、残念ながらW-CDMAには対応しないようです。


そういえば、HTC Breezeの話題が今回出てきませんね。遅れているのか、お蔵入りなのか、はてまた別の形で出てくるのか…

3GSM 2006: 台湾・大同がMS Smartphoneに参入

やはりThe Unwiredより。台湾最大の総合電機メーカーTatung(大同公司)が携帯電話の製造に参入したのは比較的最近だったように思いますが、今回の3GSMで初のMS Smartphone「M1」を発表。欧州向けOEM/ODMに参入するそうです(台湾では自社ブランドで売られることでしょう)。208MHzのTI OMAP 730、64MBメモリ/128MBのFlashを搭載とか。W-CDMAには未対応のようですが、事実上Nokia独占に近いS60よりもニュートラルで参入しやすいMS Smartphoneは、WM5+MSFPの登場で商品価値が向上。HTCの成功に続けとばかり、台湾の端末メーカーの参入が相次いでいるようです。
左がM1、右はHTC Tornado Noble↓


余談ですが、大同といえば台湾の人は真っ先にこのマスコットキャラと歌(リンク先で「♪大同歌」をクリック)を思い出すそうです。日本でいえば「光る、光る東芝」とか「明るいナショナル」ですね。台湾で売られている大同の携帯には、この「大同歌」が標準の着メロとして入っているとか…