梅ジャムを作り、青梅をもいだ

 今年は例年より梅の熟し方が早い。梅の木の上の方の日があたるところは梅が熟して自然落下するようになった。
 その落ちた梅から傷の少ないものを使って梅ジャムを作った。昨夜のうちに梅の果肉を小さく刻んで鍋に入れ、グラニュー糖や三温糖を混ぜておいた。一晩たち果肉から水分が出て鍋いっぱいになった。味見すると酸味が強いので砂糖を足した。梅ジャムは砂糖を少なめにすると美味しくできない。かなり砂糖を入れても酸味がしっかりと残り、その酸味が梅ジャムの魅力だ。
 今年で3回目の梅ジャム作りだが課題がある。冷蔵庫に入れ冷やしたときにやわらかめの状態のジャムを作りたいのだが、2回とも固めだった。煮ているときはやわらかくても冷えると固くなるので煮詰めるのをやめるタイミングが大切だが、いつももう少しと思い煮詰めすぎてしまう。 
 三回目の今日もやはり少し固めになったがいままでいちばんやわらかくなった。次はもう少しやわらかめに作ることにしよう。
 作りたてのまだ熱いジャムを回覧板を持ってきてくれた隣の奥さんにさしあげた。冷えてから近所の奥さんに一瓶あげ、あと一瓶は犬友だちにあげることした。自家用に小さな瓶を残した。味見をして次にもっとおいしいジャムを作るために。
 午後は梅の実を収穫した。梅酒用に2キログラム、梅ジュース用に1キログラム。1キロのほうはジャムといっしょに近所の奥さんにあげた。2キロのほうは犬友だちが家に取りに来ると言ったので、ジャムといっしょにあげるつもり。
ブログを中断している間、友だちのほうにこちらから青梅とジャムを持って行った。その前に電話をすると犬の散歩から帰ったところとのことで、これからわが家のほうに来るのは夕方の忙しい時に申し訳ないと思ったからだ。
 友だちに手渡し、しばらく立ち話をした。3日間何も食べずに心配させた友だちの飼い猫は食欲が戻っていた。わたしのほうにそっと近づいてきて挨拶をしてくれた。友だちと別れた後、軽く散歩をして家に帰った。

 地に落ちし梅の実なべて傷を負い梅ジャムなどに変身させる

陽当たりがさほどよくないところはまだ青い梅

 
2本ある額紫陽花はこちらだけ花数が多い

今年は南天の花がよく咲いている

亡き父は庭木をたくさん植えるのが好きだった