昨日は歌会、今日は庭仕事を少し

 午前中は小雨がぱらついた昨日。一転して今日は朝から晴れ間が出た。
 昨日は武蔵小杉で開かれる歌会があり、1時の開始時間を少し過ぎて会場に着いた。
 わたしが提出した歌は自分でも良くないと思ったが特に先生にはかなり突っ込まれた。先生のおっしゃることがほぼ納得できこれから歌を作るときの指針になると思えたのが収穫だ。


 青空を透かしひろがるうす雲が波打ち流れ砂漠のごとく (先生が手直しされたもの)

 青空を透かしひろがるうす雲が風紋描き砂漠のごとく (先生のだめ出しを反映させ自分で直したもの)

 提出した歌は 青空を透かしひろがるうす雲が西へと向かふ砂漠のごとく

 「砂漠のごとく」という比喩が唐突でよくわからない。雲の描写を入れて砂漠との関連付けをしたほうがいいとのこと。正岡子規が秋の雲を砂に例えたが、乾いたさらさらした砂もあるし、湿った砂もあると言われ、そうかという感じ。

 もう1首も先生のだめ出しを反映して自分で直してみた。

 次の春咲くべく育つ小苗たち本葉三枚をけなげに展らき


 アメジストとふ名のセージ深紫の花さし出す手のさまに咲く

 満月に一日若き月 雲の間を出でて隠れて落ち着きのなし

 今日は暑くなく寒くなく身体を動かすのにちょうどいい陽気。午前中は庭に出て、先週の土曜に切った夾竹桃の枝の残りを短く切って束ねた。さらに2本の枝を鋸で伐り、こちらも短く切って束ねた。根元の太いところは残した。今月末か来月初め植木屋さんが来る予定なので、持って行ってもらうことにした。
 この前の歌会に参加した日から体調が崩れ、少し直ったと思ったとき昨日また歌会があり、心身を注意深く見守っている。この前の歌会を終えた夜眠れなくなり、そのことがずっと影響し睡眠が不規則になった。昨夜はよく眠れたのでよかった。
 10月末着で郵送する短歌雑誌のための詠草8首がまだ1首も詠めていない。いざとなったら今まで詠った歌を推敲して送るという手があるが・・・・。できれば今現在の思いを、この季節を詠いたいから。