歌会に不協和音

 今日も朝は冷え込んだ。空気が冷たく、風が吹いて日中も寒かった。
 午前中は特別支援学校のカフェに行き、あたたかいハーブティーを注文したがゆっくり味わうひまがなかった。校内の売店で野菜を買ったり、カフェに集まる知人にあいさつしたりしていると家に帰る時間となった。
 午後から武蔵小杉の歌会があるので、急いで昼食をとりでかけた。
 歌会はいつも通り1時より開かれたが、先生がお休みだった。先生の奥さまが病気となり、病院に付き添うためにこちらに来れないとのことだ。先生の体調不良は少し前から心配していたが、先生自身は元気を取り戻されたようだ。奥さまの体調のほうはこの前の歌会でちらっと話を聞いたがそこまで悪いとは思っていなかった。
 歌会の参加者は8名で、先生なしで進められた。みなさんの詠草は24首で、歌会に参加していない方や先生の歌も入っている。1首ごとにその歌を選歌した人を中心に、歌の講評を行う。
誰も選歌していない歌は司会者が指名して講評する。
 わたしが提出した歌は2首ともみなさんからいい評価をいただいたが、やはり先生の評価を聞きたい。
 歌会の後、中止になった忘年会の代わりに新年会を開こうということになり、みんなで話しあった。ひとり男性の参加者が話し合いの中心となり、みんなの意見を取りまとめ、今日参加しない方には電話連絡をしてここで話し合ったことを知らせる役目を担った。
 話し合いは歌会の後に新年会をするか、昼食を新年会にしてその後歌会を行うかのふたつにほぼ絞られた。歌会以外の日に集まるという話も出たがそこまでしたくないという意見もあり立ち消えに。
 昼間に新年会をしたいと強く主張する方がひとりいて、話のとりまとめ役の男性がそれならわたしはまとめ役を降りると言い出し、驚いた。
 とどのつまり、何も決めずにその場での話し合いが終わった。
 いつものように近くの店に入り、そこでお茶をしながら歌会の後で新年会を開くことになり、有志だけの参加となった。昼間に新年会を開きたいという方は店までいっしょに来たのだが席に座って1分もしないうちに帰ってしまった。
 歌会の仲間のなかで不協和音があることは感じていた・・・・・・今日はちょっとショックかな。


メダルチョコ千五百枚買いたまふ本庶佑さんは気配りの人

鄢の紋付羽織り袴を装ひて日本に根ざす研究を顕す