つぶれたのは知ってたけれど

大阪市内を中心に7店舗を経営していた中堅スーパー「アルファー」(大阪市淀川区、松本和夫社長)が、大阪地裁に民事再生手続きを申し立てたことで、事前販売された約3700万円分の同社の商品券が利用できなくなっていることが22日、わかった。

このスーパー、近所にあってちょいちょい行ってました。高級スーパーって感じで、品揃えも質のいいちょっと高めの食料品が中心のスーパーでした。オリエがお気に入りだったんですけどね。


すぐ裏に激安が売りのスーパー玉出があるせいか、あまり客は入ってませんでしたね。っていうかいつまで持つかなーって感じでした。


最近つぶれたのは知ってましたけど、こんな大事になってるとは知りませんでした。

スリという名のつながり

東京都北区の洋服店で今月20日、91歳の老女がスリの現行犯で逮捕された。 過去10年に10回逮捕されている「おそらく最高齢の現役常習スリ」(捜査員)は、警視庁王子署の調べに対し、「つい人のものに手が出てしまう」などと供述したという。


この老女にとって、スリという行為が唯一社会とつながる手段なのかもしれませんね。


オレが昔バイトしていた居酒屋にもう20年以上働いているオバチャンがいました。すごく性格が悪くて金にがめつい人でした。しかし仕事にはすごく一生懸命でした。いつも一番に店に来るし、毎日こまめにあちこち掃除していて、お客さんをすごく大事にしていました。


噂で聞いたんですが、旦那さんを早くに亡くして一人息子を大学までやったのが自慢だったそうです。がむしゃらに働いて息子を育て上げ、息子が手を離れたとき、残ったのが仕事しかなかったのでしょう。友達もおらず、せっかくの一人息子も転勤で遠方にいたようです。


今にして思えば、パートのオバチャンをいじめて辞めさせたりしていたのも自分のテリトリーを守る行為だったように思えます。


あれからどうしているのかまったく知りません。元気にしているかな。この新聞記事を読んで、オバチャンの憎まれ口が懐かしく思い出されました。

飼い殺し希望

論告などによると、山田被告は朝日新聞宮崎支局に勤務していた昨年10月25日未明、午前1時から同4時までの間は通行を禁止されている宮崎市広島の市道で車を運転した。  山田被告は同県警の取り締まりを受けたが、「私は新聞記者だ。記事にしてやる」などと話し、反則金を納めず出頭もしなかったため、書類送検された。略式起訴を拒否したことから、宮崎地検が8月、在宅起訴した。


朝日新聞社にはぜひこの記者を一生僻地支局で飼い殺しにしていただきたい。下手にクビにしたりして野に放つことのないように。

責任論に意味はあるか

「少年(女児)の不器用さは周囲に気付かれておらず、家庭でも学校でも少年の表現できない思いが酌み取られることはなかった」 家裁の決定要旨が地域や教育現場に触れた部分はこれだけ。「家裁が調べたことがすべてでしょうか?」。保護者の一人は疑問を投げかけ「学校の責任はどれくらいあるのでしょう」と続けた。「被害者と加害者だけの問題ではなく、クラスの状況をとらえた上で学校の責任を再考すべきだ」。保護者たちはこう口をそろえた。


事件のその後を伝える良い記事だと思います。


しかし学校の責任を明確にすることに何か意味があるでしょうか。もちろん学校に重大な過失があったとなれば保護者たちは安心できるでしょう。あれは学校のせいだった、私たちには責任はないから今までどおりでいい、となるのですから。


外野から見れば、今しなければならないのは責任を明確にすることではなく、原因の明確化と再発の防止だと思います。

保護者たちの言葉に出崎睿子校長は「教職員には人権や守秘義務の問題があるので取材に応じないよう言ったが、保護者にお願いしたことはない。どうしてそんな話になっているのか全く分からない。保護者への説明も事件翌日の6月2日にした」と反論。今後については「授業を通して人間教育をしていくしかないが、具体的にどうしていいか分からず難しい面がある。私一人で発言すべき問題ではないとも思う」と述べた。


この校長の発言は無責任だ。今こそ発言して議論を深め、みんなそれぞれが考えを深めていくべきだろう。学校の長が黙れば他の教師も黙らざるを得なくなっていく。保護者たちは沈黙する学校にますます不信感を大きくするだろう。


確かに「沈黙は金なり」かもしれないが、「雄弁は銀なり」とも続く。世俗的な意味で沈黙していただきたくない。

欲しい音は何か

昨日、チャーリー・パーカーのCDを二枚買った。sa10kazu氏に勧めていただいた「ジャズの名演・名盤 講談社現代新書」で勧められている二枚だ。この本の中で著者はチャーリー・パーカーからジャズに入った人はジャズの山頂まで登り切ることができると断言されていた。

これは聞いてみるしかないと昨夜Amazon「ナウズ・ザ・タイム+1」「With Strings: Master Takes [FROM US] [IMPORT]」を買ったのだ。


買ったのはいいが届くまで数日かかる。何か聞きたいと思って先日これまたsa10kazu氏にお借りしたジョン・コルトレーンのDVDを見ていた。


音に没入していく内にふと思った。このDVDで演奏されているピアノがとても気に入ったのだが、ほんのちょっとだけ違和感があった。なんだろうと考えていくうちに、ようやくわかった。オレはもっと厳しい音が聞きたいのだ。崖っぷちを歩くような、そんな音が聞きたいのだ。


音楽を言葉で表現しようというのがオレの文才ではいかに無謀なことかは知っているが、ここはぜひジャズ好きな方にアドバイスしていただきたいと思い、日記に書いた。オレが求めるような音はあるでしょうか。オススメがあったら教えてください。