Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

「繋がりsunset」つながり

 江國香織「雨はコーラがのめない」を読んでいる。ABC六本木店でしていた「古川日出男さんの本棚」にあって、江國さんは最近「左岸」を読んだ。
 「雨はコーラがのめない」は雨と言う名の江國さんの愛犬と江國さんの日々で文体も軽やかだ。この人の文章は重苦しくなく軽々としている感じだ。同じく「古川日出男さんの本棚」にあったスティーブ・エリクソン「アムニジアスコープ」はまだ手を付けていないけど。


 バイト先にDragon AshのBOTSさんが来てレジしたのだけどそういえば名刺も作ったしいい機会だと思ってお会計が終わった時に名刺をお渡しした。一応肩書きはwriterになってる。
 最近仕事を初めてもらったからまだ掲載も発売もされていないけど名乗ろうと思う。名乗ってたら慣れるだろ自分がとか思う。
 「最近ライターの仕事始めたので名刺もらってください」というよく考えたらおかしい言い方だったけど受けとってもらってブログリンクしてもいいですかって聞いたら「いいんじゃないですかあ」って。まあZOZOWALKERのサイトだからBOTSさんが管理してるというわけでもないからだろうけど。


 ライフスタイルは職業で決まるって昔何かで読んだ。起きる時間も寝る時間も休みの日も働くことに左右される。今の職業はフリーターで、まだライターでもない。
 名乗る事はできるけど職業ではまだない。職業ってその人の生活を成立させる収入が入る仕事の事だから。早くフリーターから脱却しなければこの蟻地獄は死ぬまで僕の足を引っ張り続けてむさぼるに違いない。
 でも今の状態だとそこまで悲観的になる必要性はあんまりなくて、なればなるほど引き込まれそうだし、ある程度の危機感さえあれば客観視できる。客観視できなくなった時はやばいけど。
 それに意識的に物事をいい方に捉えているのでシンクロニティもあるし、人との繋がりは感じれている。無意識は僕に語りかけているんだろう、信じろと。


 急に買い物をして名刺を店員から渡されて変な感じだったと思うけど、BOTSさんすいません。でも動かないと何にも起きないし動いても起きない事が普通ぐらいだと思わないといけない、たまに何かが起きて連鎖的に繋がったりしていくことがある。だからおもしろいなあって思うし、世界って思ったよりも狭いと感じれる。
 結局人と人は繋がっている。ネットとかはそれを補佐したり手助けしてくれるものでネットの中にある悪意なんかは無視してしまえばいい、相手にすれば自らの中に侵蝕してくる。


 繋がりを求めて 暗闇を越え


繋がりsunset / Dragon Ash

 

雨はコーラがのめない (新潮文庫)

雨はコーラがのめない (新潮文庫)

アムニジアスコープ

アムニジアスコープ

無意識はいつも君に語りかける

無意識はいつも君に語りかける