「スマートフォン+デバイス」にみる可能性

新年あけての初投稿。
誰に向けて言うでもないのだが、新年なので。

明けましておめでとうございます。
今年こそ宜しくお願いします。

特にここで挨拶がしたいわけではないので、早速本題。

昨年からスマートフォン+デバイスについて注目している。
現在(これから?)スマートフォンが爆発的に増加しており、
私もiPhone3Gの発売日当日にYodobashi 秋葉原店で徹夜して買ってから
現在はiPhone4へと使い続けている。

この間、色々なiPhone Appsを試してきた。
便利なアプリもあれば、ちょっぴりエッチなアプリもあり、
色々と便利なアプリはあったが、昨年からスマートフォンだけでは
限界があるように感じ始めた。

何に限界を感じ始めたかと言うと、生活に直接結びつけるには
スマートフォンだけでは出来ないと言う点だ。
ここで言う直接結びつけるとは、例えば、家の冷暖房を点ける、
風呂を沸かすなどのことである。

スマートフォンやPC等は確かに便利だが、まだまだ活かしきれてないと思う。
ネットと現実の世界が別々に発展してしまっている気がする。
この2つが交わることが、もっともっと必要である。

そんなことを考えている中で出会ったのが『Fitbit
そのデザインと機能性を見ると、かなりよく出来ている感じがする。
iPhoneアプリも出ているようだが、Fitbitに対して、逆にFitbitから何かしたり、
されたりするようではないようなので、「スマートフォン+デバイス」ではないが、
ネットと現実の世界が上手く交わっているのである。

サイトを見る限りでは、デバイスから送られてくる情報を表示するだけのようだが、
ネットと現実の世界がもっと深く交われる可能性を感じさせてくれる。
例えば、
 +走り始めた情報を送ると、位置情報や速度から逆算して風呂を沸かしておく
 +仕事が忙しく、どうしても走ることが出来なければ、食事を制限したメニューを冷蔵庫に表示する
など。

上記を実現するには、やはりと言うか、どうしてもスマートフォンだけでは無理だ。
スマートフォンとは別のデバイスが必要になる。

別に現在のスマートフォンに不満があるわけではなく、ましてやアプリに文句を言いたい訳ではない。
約3年スマートフォンを使用してきて、今後この世界がどのように発展していくのかを考えた際に
浮かんできた一つの解だと思い、ここに記しておく。

ではでは。

あ、追記、追記。
先の「Fitbit」、プロダクト自体も素敵だが、投資しているFOUNDRY GROUPがまた素敵なのだ。
詳しくは読めてないが、自分たちの紹介にショートムービーを作っていて、それが楽しそうなのだ!
下にそのショートムービーを掲載しておくので、時間があれば見て欲しい。
2012年はこんな風に楽しく仕事をしたい。

メンターから学ぶには

半年前、知り合いから「メンターに恵まれている」と言う言葉をもらった。
今まで、人との出会いには恵まれている。とはよく自分でも言っていたが、
その言葉をもらってから、確かに「メンターに恵まれている」ということを意識するようになった。

今まさに素晴らしいメンターに恵まれている。
人生は不思議なものだ。
吹けば飛んでしまうようなところで働いているにも関わらず、
大企業のトップで働いていた方に指導してもらえる機会を得ようとは。
しかも、直接に!

振り返ってみると、これまではメンターと別れ、思い返してから役に立てることしか
出来ていなかったように思える。
しかし、先の「メンターに恵まれている」ということを言われてから、意識が変わった。
『今一緒に居ることができるこの瞬間から学んでいこう』と言う気持ちがたっている。

取り敢えず、漠然と「1日1つの質問をする」ということを決めて取り組んで、
その方の考え方などを学んでいきたいと思っているが、
そもそもその「考え方を学ぶ」ってどうすれば良いのだろうか?ということについて、
先ほど考えてみた。

結論から言うと、答えは見つからなかったのだが、
色々と質問するなかで、まず、その方が繰り返し口にする『キーワード』を
探していこうと思う。
人というのは普段から考えていることや思いが口に出やすいと思うので、
この考えはそこまでズレていないだろう。

今、上記を振り返って思い出すキーワードがあるので、下記に書いておく。

  1. 目的は何なの?
  2. (知ってると思っているものに対して)それってどういことか知ってる?

今のところ上記の意味は私にしか分からないと思う。
が、キーワードをたくさん拾って、集めて、一つにすることで、
その方の素晴らしい考え方などがわかるようになったら、身についたら、
皆さんにもわかるようにまとめるので、それまでお待ちいただければ。

ではでは。

ToDoの前の少しだけの『ToDo』と少しだけの『確認』

最近タスクをUIがきれいで気に入っているasanaと言うサービスで管理している。
asanaについては今度機会がある時に書くが(本当に書くかは分からないがw)、
タスク管理をしていて思ったのが、

ToDoの前の少しだけの『ToDo』と少しだけの『確認』

実際にToDoのタスクに取り掛かったら、タスク自体が必要なく、
ToDoにあげなくても良かったことなんて無い?

まぁ、ToDoにあげなくても良かったとは言い過ぎかもしれないが、
要はタスクをこなす前に、

 ・タスクでやること(ToDo)を少しだけ考えてあげること
 ・確認(相手)

でこれは解決出来るんではないかと思った。
いつも何も考えずに書くことだけを目的に書いてしまっているから
あげなくても良いタスクをあげてしまうw

「これだけ?」と思うかも知れないが、取り敢えず自分で試してみる。
もし成果がなかったり、他に方法が思いついたらココに書こう。

スケッチが上手くなったような気がする3つのまとめ

最近(と言ってもかなり時間がかかってしまっているのだがw)
山中 俊治氏の『デザインの骨格』を読んでいる。

デザインの骨格

デザインの骨格



元からデザインには興味があって、色々と呼んでいるが、
下手な横好きで自分はデザインが下手である。
下手である。と言っているが、デザインしたことがある訳ではなく、
勝手にそう思い込んでいると言うこともあるのではないだろうか?


デザインには憧れがあって、自分もあんな風に
デザイン出来たら良いなー、と言う強い思いはある。
皆さんにはないだろうか?
例えば、

 ・ショップに行って、戸棚に並んでいる洗練されたインテリアを見たとき
 ・レストランに行って、出されたキレイな流線型をしたお皿を見たとき
 など


今までただの憧れで自分には無理だと思っていたが、
山中氏の「第4章 スケッチから始める」を読んでいた時に
ふと"書いてみたい!"と言う衝動にかられ書いてみたところ、
思いのほか上手に書くことが出来たので驚いた!


ここで誤解しないように、自分にも言い聞かせるように書いておくが、
あくまで"思いのほか"である。上手い人から見たらまだまだなのである。
が、これまでには無い手応えを感じたのは確かである。


氏の本の中にある下記を実践してみただけなのだが、効果は絶大であった!

  1. 楕円を書く(ウォーミングアップ!)
  2. 形を描こうとしてはいけない、構造を描くことによって自然に形が生まれる。
  3. 輪郭を描くことではない



少しだけ詳しく書いておくと以下になる。

  1. 楕円を書く(ウォーミングアップ!)

コレが良かった!
氏曰く、

普通は「丸」を描こうとすると、ある点から出発して、あたりを一周回ってきて出発点に
繋ぎますが、これだとつなぎ目がいびつになります。デザイナーの描き方は違いました。
空中に少し浮かせた状態でペン先を一定のスピードで円運動させながら当たりを付け、
起動が安定してきたところで、ふわりと着地させます。そのままするすると一週以上、
紙の上を走らせてから、すっと浮上させるのです。

これを氏は、

今でもスケッチを描く前には、初心に返って、一枚の紙を楕円で埋め尽くすことから始めます。

と言う。


これを実践しただけでまず違いが出たのだ。
今までの"普通"を脱却し、上手い人がやっていた
"空中に少し浮かせた状態で〜"をやってみただけなのだが、成果が全然違う!
騙されたと思って一回やってみると良い!本当全然違うから!
ビビる!


次に、
 2.形を描こうとしてはいけない、構造を描くことによって自然に形が生まれる。


これは次にも含まれると思うのだが、今までは"点"でだけモノを目で追っていた気がする。
これを"構造(全体)"を考えながら描くだけで違いが出てきた。
(気がする。まだ始めたばかりなので、気がするw)


最後に、
 3.輪郭を描くことではない

これは、氏が言ったものかどうか読み取れなかったが、
絵を描くことは、ものの輪郭を描くことではない。
重要なのは向こう側にあって見えてないものや、
中心軸のような仮想の線を描くこと。そうやって
立体や空間の構造を把握したときに迷いなく輪郭を決定することができる。

うーん、一応まとめの中には入れてみたが、ハッキリ言って
わかるような、わからないような状況ww
ただ、先の「形を描こうとしてはいけない、構造を描くことによって自然に形が生まれる。」
からの続きは感じるから書いておいた。
いつかはこの意味が分かるようになりたいという、願望も込めて。


以上のように簡単にまとめてみたが、とにかくしばらくは時間をとって
まとめを守りながら、デッサンを続けていってみようと思う。
何事も、継続が力なり。だろうから。


いつかこのブログで自分の描いたデッサンを披露出来る日がくる日まで。


(本当にくるのだろうか。(汗))

【感想&まとめ】『残念な人の仕事の週間』By 山崎 将志氏

『残念な人の仕事の週間』By 山崎 将志氏

読んでみての要点や感想。
自分が気になった順に。

■仕事の仕方

 ・面白いことはそこら中に転がっている。キーワードは、

  ゲーム化、日常へのフィードバック、
  勉強との接点、自分のポジションの構築

 ・「毎日、いろいろなパターンを実験できるので、
   同じ仕事であっても面白い」と考える


 >早速試している。
 >大変な時にこそ、意識して!


ベンチマーキング

 ・他業種の仕組みやサービスを盗んで、
  自分の会社で取り入れることを「ベンチマーキング」と呼ぶ
  →例)スーパーでの買い物袋「2円引き」と
    同じことを書店のブックカバーで行う


 >0(ゼロ)からよりも応用!


■商品企画のプロセス

  [プロセス]認知→興味→欲求→記憶→初回購入→複数回購入
       →継続的購入→購入頻度の増加
  上記の各プロセスに合わせ[企業側のアクション]と[顧客側の想定される反応]を考える


 >常識かも知れませんが、知らなかったのでメモメモ。


■できる人がやっている「損してトク取れ」方式

 ・できる人は、効率的かつスピーディに仕事を進めると同時に、
  相手と自分両方にメリットを考える。
  それは、「損してトク取れ」と標準化とである。
  しかし、それを追求する過程で、かならず新しい仕組みを
  取り入れたが故のデメリットが発生してしまう。
  だから、仕事に完璧はないし、終わりもない。
  考えるということは、人や会社が存続する限り永遠に続く
  プロセスなのである。

■残念な人の答え方

 ・残念な人は前提条件を踏まえずに答える。


 >自分はよくやってしまうwww
 >確かに他人が前提条件考えずに話すと困る。。。


■ケースに合わせた他人とのやり取り方法

 ・メールはよい話と事務連絡
   →メールの文面から行間を読むのは難しい
 ・悪い話しや相談事は対面で


 >既に気を付けているが、正しくて良かった。


■メール等における腹のたつ内容に対する返事

 ・メールソフトではなく必ずメモ帳アプリを開いてそこに書く


 >やってみた!スッキリしたし、送信しなかったので関係悪化も無し!


■メモを取る必要があるもの

 1.自分の考えの整理
 2.アウトプットの時
 3.ToDoリストを整理するとき


 >自分のノートの使い方も見直した。
 >何でもかんでもノートに書くのを止めた。
 >打合せは基本メモ帳に。
 >打合せでも整理やアウトプットの濃度が高い時はノートに書くようにした。
 >無駄が減った。


■所得の高低とは

 ・どれだけ替りがきく仕事をしているかと、勤務先のビジネスモデルの二つでほとんど決まる。

 ・先の二つは「差別化」という点で同じことを言っている。
  あなたの仕事が差別化できているかということと、勤務先事態が業界の中で、
  あるいは勤務先の属する業種そのものが差別化できているか、ということ。

 →差別化にあたり、以下の点を考えてみる
   1.よその国、特に発展途上国にできること
   2.コンピュータやロボットにできること
   3.反復性のあること

■「払い慣れてもらう」のが商売

 ・サービスの提供者側から見ると、商品やサービスを開発する際に欠かせない視点は
  「いかに払い慣れてもらうか」「その上で、どうすればもっと買ってもらえるか」
  である。
  →例)携帯電話の料金は慣れてしまっている。毎月毎月払っていると
    「携帯電話とはそいうものだと」となってくる。
     しかし、たまに買う靴だったりすると払い慣れてないから高く感じる

  →例)「食べるラー油
     ラー油はほとんど使用しないため、払い慣れていない。
     しかし、「食べるラー油」は「1回の使用量を多くして、
     利用頻度増やす」方法を発見したことが凄いのではなく、
     それを、商品の形にしたのが凄いことなのだ