我とゲームセンター

最近のゲーセン通い状況。

実はそんなにやってない。というのも真空波動コマンドが入力できなくてテンションが下がり気味だから……ってどんな低いレベルでテンション下げてるんだって話だが、ストIVって斜め下→下→斜め下+ボタンで昇竜コマンドが完成してしまうので、コマンド入力が雑な俺はウルコン撃とうとして昇竜コマンド技を暴発させてしまうのだ。コマンド入力が苦手な中年男性向けに昇竜コマンドを出しやすくしたのかもしれんけど、あんまりありがたくないよ、これ。
ネット等で「やったことないけどEXっぽいのでクソゲー」とか言ってる人を見るとエーッて思うんだけど(まずEXがクソゲーって点から同意できない)、なんか全体的に調整不足っぽいポイントが多すぎて絶賛もし辛い感じかなあ。ゲームと直接関係ないけど、闘劇魂に掲載されてたウメハラ・オオヌキインタビューで、ストIV初プレイの感想を求められたウメハラ氏の「何か……丸いね」という発言が、あまりにもウメハラっぽすぎて笑った。ウメハラ氏は期待を裏切らないよなー。口を開けば名言になるあたりがすごい。

漫画アニメゲームのジャンルポイントが530ぐらいになったので、そろそろMAXも見えてきたかなーというあたりなんだけど、誤答によるポイント減少もでかいので油断できない。あ、ジャンルポイントっていうのを溜めてジャンルレベルというものを上げると、対戦相手より有利な条件で勝負ができるのね。ただ、ポイントは1問正解につき1ポイントしか上がらないのに誤答時のペナルティは所有ポイントの1%なので、500ポイントにもなってくると賽の河原で石を積んでる感じのプレイ感。ある程度積んだところで鬼が来てガシャーンみたいな。このゲームってQMAに比べると射幸心を煽らないつくりになってる気がするので、ジャンルポイントを意識しだすと妙に修行感が強まるんだよな。まあ、QMAの場合だとプレイ時以外での修行感(暗記地獄)が強いんだけど。
ジャンルレベルが上がると有利な条件で戦えるってことはジャンルレベルが低い状態だと不利な状況で戦わなきゃならないってわけで、しかもその不利な状況がけっこう長く続くというのはシステム的にどうなんだろうね。まあ、SやSSまで行くような人はどんな酷い目にあっても続けるだろうし別にいいじゃんみたいなモデルなのかもしれないし、例え負けても3試合は遊べるわけだからさほど酷い作りでもないってことか。
あとゲーム形式ごとの勝率を見ると面白いものが見えてきたりするな。俺の場合だと早押しの平均タイムが遅めで、カード奪取クイズ等の反射神経が重要なゲームの勝率が異常に低いという記録が残っている。ただ誤答率はわりと低い。反射神経が鈍くて臆病な性格がありありと見てとれる。そんな中で早押し連想クイズの勝率だけは70%以上。ジャンルセレクトのできないプレーオフでも必ず連想クイズを選んでいるので、この勝率は知識に秀でているわけでない俺にしてみればかなりのもの。たぶん勝敗が反射神経にあまり左右されない点と、一問までながらお手つき可能という心理的余裕が俺の性格に合ってるんだと思う。

ゲーム内容とは直接関係ない話。プレイ開始時と面クリア時にnow loading…の文字が出るが出るんだけど、この表示ってようするに「ゲームが進行してませんけど不具合ではないので待ってくださいね」ってことだよな。ネオジオCDで猿がお手玉してるぐらいの時間、ずっと画面が黒いままだったらプレイヤーも不安になるだろうけど、まもるクン〜における待ち時間って一瞬なんだよねえ。これって「おまえ待たされてるよ」って教えられたせいで「あっ、俺は待たされてるのか」ってわかっちゃう状況なので、言わない方がお互い幸せになれるんじゃないのかなと思った。それとも読み込み時間が長めになるケースがあったりするんだろうか。

音楽にあわせてジャストタイミングでボタンを押す系ゲームの鉱脈は流石に掘りつくされてしまってると思うので、ものすごい目新しさはないよなー。でもボタンに直接マーカーが浮かび上がってくるというのは、要するに手元を見ながらプレイできるというのと同じことなので、音ゲー下手が陥りがちな傍観モードになりにくくて素晴らしい。オンラインモードもプレイに大きな影響を与えるわけじゃないけど、失敗してもオンラインで繋がった誰かがクリアしてくれればプレイ続行可能ってのは、なんかかとても良い気がする。もはやアーケード音ゲーに関してはゲームオーバーなしで3曲デフォとかでいいんじゃないのと思ったりもするけど(上級者に関してはゲームオーバーになるかならないかというレベルで遊んでないだろうし、プレイ人口を増やすために間口は大きくしておいていいんじゃないかっつう)、あくまでも思ったりするだけで、それが正しいかどうかはわからんのだよね。やっぱりゲームオーバーがあるのって重要な気がするし。そこいくとこの「保障されてるわけじゃないけどゲームオーバー免除の可能性がある。」ってのは良い解答だと思う。それも見知らぬ誰かの手によって助けてもらうというのが良いじゃないか。ただ、オンラインモードに関する説明が不足してる気はするかなあ。カードを使用したプレイの一回目で「別に誰にも迷惑かかんなから、とにかくオンラインモード選んどけ」ぐらい言っておけば良いのに。
しっかし上級者との差が歴然としている上に、そのプレイ状況が周囲の目に触れやすい音ゲーというものを、俺のような鈍めの男がプレイするのは辛いな。jubeatをプレイする俺の姿は、生への執着をテーマとした創作ダンスを思わせるという。こういうのこそ家でやりたいんだけど、筐体の特殊性からいって移植の可能性はないだろうし……。今後も『虫形態(インセクトフォーム)』と呼ばれる俺の奇態を衆目に晒さねばならぬかと思うと憂鬱になるぜ……。