世界的な伝承遊びのひとつ。日本の場合は、布で作った小袋の中に、小豆や米、コーンなどの粒玉を入れて閉じた「お手玉」を用い、手で投げて受け止めて遊ぶもの。
日本のお手玉では片手で投げ上げ、一方の手で受け止めて、初めの手に落とす「シャワー式」の投げ方が多いが、両手で投げて両手で受け止める「ジャグリング式」の投げ方も世界的にある。一般には2個が多いが、上級者になると、3つ以上の玉を用いたり、片手で複数個を投げることもできる。
世界中では、動物の骨、木の実、金属、プラスティック……などなどいろいろな物をお手玉にしている。また、日本同様に布袋を用いる場合も、テトラ状(シンガポールなど)、六面体(中国など)……と形状に差違がある。遊び方にもいろいろな種類がある。
広義のお手玉は身近にある素材をなんとなく投げ上げて遊ぶことから始まったといわれており、人間が道具を使い始めた頃と発祥時期を同じくするという説もある。いずれにせよ、非常に長い歴史を持つ伝承遊びと言える。世界各国のお手玉を調べることにより、その国の気象や自然条件、文化のある一面が見えて来ると考えられる。
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