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luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

刑法でも生命に関しての保護の設定は強いです。

朝日新聞の報道騒動に関して、殺人予告めいた事をしている twitter アカウントが居るらしい。
ちなみに、先例にもあるがネット上で殺人予告等を行えば、違法行為で最悪逮捕されます。下記の告知も出ている。

ネット上の殺人予告も110番を、警察庁が通信業界団体へ通達

 電気通信事業者協会テレコムサービス協会、日本インターネットプロバイダー協会、日本ケーブルテレビ連盟の通信業界4団体で構成される「違法情報等対応連絡会」は、警察庁から、インターネット上の殺人予告を発見したら110番通報するように文書で依頼があったことを明らかにした。

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/06/11/19890.html

刑法上でも、生命というのは、保護法益でも強く設定されている個人法益*1で、過失行為でも処罰され*2、準備行為でも処罰され*3、未遂行為でも処罰される*4という、非常に強い設定となっています。
故に、みだりにそういう行為に言及することは、刑法犯として処罰される事になるのです。
協力、加担すれば、教唆行為ともなり得ます。安易にそういった行為を行わないように、また、そう言った行為に加担しないように。 冷静な行動を。
そもそもが、言論の自由と言うのは、安易に害してはいけない、大切な国民の権利です。それを忘れないように。

*1:保護されるのは個人の生命のため、個人法益とされる。

*2:過失致死罪、刑法 210条、211条。

*3:殺人予備罪、刑法201条。

*4:殺人未遂罪、刑法203条。