俺と make と VPATH

まあ先週直して(というか Win32 方面の修正を部分的にぶっこ抜いて適用)そのまま放置していたので念のためあげ。

make-3.81-r2-os2vpathfix-20090227.zip

これで Makefile まわりを修正しなくても ruby 1.9.1 あたりが OS/2 で(一応)コンパイルできるようになったヨ。まあコンパイル不可能ではなくなったというだけで、ソース本体の修正は必要なんですが…。

OpenWatcom で Lua をビルドする一番簡単な方法

え、lua ってもしかして最近流行ってんの?

じゃあおいらもまねっこして OpenWatcom で Lua をビルドする一番簡単な方法とか(Windows用)。

D:\HOME\lua-5.1.4\src>wcl386 -q -I. -fe=lua.exe *.c

一行で終了。つまんないの(えー)
もしかするとOpenWatcom システム側の INCLUDE ヘッダ設定が不完全な場合もあるので、より確実にやりたい場合は、

D:\HOME\lua-5.1.4\src>wcl386 -q -I. -I%WATCOM%\h;%WATCOM%\h\nt -fe=lua.exe *.c

ついでなので、DOS (DOS/4GW) 用バイナリをビルドする方法:

D:\HOME\lua-5.1.4\src>wcl386 -q -bt=dos -I. -fe=lua.exe *.c -l=dos4g

そういえば bcc32 でビルドする場合も、-e オプション使って生成バイナリ名を指定すれば rename の行
は省略できますね(OpenWatcom の場合、luac.c を殺さなくても lua.exe は作れた)。

D:\lua-5.1.2\src>bcc32 -elua.exe -I. -D_isatty=isatty *.c

(追記)OpenWatcom のオフィシャルページに lua に関する説明があった……え、16bit DOS 版も作れるの? へーそりゃまた。どれどれ。


なんか微妙にセグメントあふれちゃう。ラージモデルのはずなのに。
で、若干の試行錯誤の結果、浮動小数点演算エミュレータを入れないようにすればいけるようです。


とはいえスタックサイズとかの問題もあるからどの程度まで使えるものやら。