どこまでも怠惰な昼下がり
注文していた、新しいパジャマ
ロンドンから、はるばる、届いた


このメーカーさんを知ったのは
仕事で行った、ロンドンの展示会
どの柄も素敵だし、形もきれいで、一瞬で恋に落ちた

わたしの店では、サイズのあるものは難しいので
なかなか、扱えないけれど
帰ってきてから、自分のためにひとつ注文した
Rainy Daysという名前の、冬用のパジャマ


箱も、美しくて
届いた瞬間から、幸福感でいっぱい
こういうときには、ものの力というのを信じたくなる

Phone off, kettle on, pyjama time.
いいフレーズだ



先週ひさしぶりに読んだ、フォースターが
まだ、心のなかにまるく場所をつくっている
眺めのいい部屋』、こんなによかったっけ

とりわけ、胸をうたれたのは
ルーシーが、自分を縛るものと対峙しようとするとき
彼女は、ひとりだということだ
孤独でいること、勇気をもつこと
自分自身で光を灯すことができる、ということが、
希望だと、わたしは思うから


そして、驚くのは
これが、一世紀以上も前に発表された小説で
さらに、書いたフォースターが男性だということ
ブルームズベリー・グループの一員でもあった人だけれど
そこで何を語ったのか、どんな考えを持っていて、
生涯にわたって、どんな文章を書いたのか
もっとちゃんと、知りたい

こんなときには、自分の勉強不足を痛感するけれど
こうして、どんどん興味が広がっていくのが
読書の愉しいところでも、ある



さてさて
明日は月一回の特別、ネイルの日

身体を、ちゃんとととのえて
また、新しい一週間へ