格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★Strikeforce速報

PPVは11時からですが、前座の高谷の試合が始まっています。
http://www.sherdog.com/news/news/Strikeforce-Diaz-vs-Daley-Results-amp-Live-Play-by-Play-31424
これから3R。Sherdogの採点では1Rペラルタ、2R高谷。
Sherdogは3R10-10。きわどい試合か。
高谷スプリット判定負け (30-27, 30-27, 28-29)。

★Strikeforce:スカパーPPV開始

実況はスカパー海外格闘技PPV(昨年8月のUFN・2月のSF)と同じAKI猪瀬。解説はTK。
現地の煽りがそのまま流れる。
コーカーがズッファによる買収についてインタビューに答える。Showtimeの契約があるので、今後4年間はSFを続けるとのこと。UFCvsSFを見たいかどうか電話投票で視聴者に聞いている。
実況の人「ビアーボム」って言ってるような。字幕はビアボームだけど。正しい発音なのかは不明。

★Strikeforce:青木真也vsライル・ビアボーム

バカサバイバーで青木入場。会場人気も高い。セコンド長南。フランクの予想は青木有利とのこと。レフェリーはジョン・マッカーシー
ゴング。青木左ミドル。ビアボームが組み付いて金網に押し込む。テイクダウンを狙うわけでもなくひたすら押し込み。青木は体を入れ替えて小外掛けでテイクダウン。バックに回る。ハーフからチョーク。喉元には入っていないがフェイスロック気味に絞め上げる。首が横になったまま絞められ、ビアボームタップ!
秒殺で完勝。まったく危なげなし。
ダナ・ホワイトが会場に。ロレンゾもいる。ドミニク・クルーズも。「デイナ・ホワイト」という律儀なTK。ニック・ディアス&メレンデスの控え室が映し出される。シールズやネイトの姿も。

★Strikeforce:ゲガール・ムサシvsキース・ジャーディン

ジャーディンのUFC時代の映像が煽りで流れる。レフェリーマイク・ベルトラン。ジャーディンより髭が長い。
ジャブを打っていくジャーディン。ムサシのローをキャッチしてテイクダウンするが、すぐに立つムサシ。ジャブからロー。ムサシはちょっと様子見。プレッシャーはじわじわかけている。組み付いてケージに押し込むジャーディン。テイクダウンを狙う。肘を入れて防いでいたが、足を掬ってテイクダウン。しかしすぐに起きあがろうとする。ジャーディンがバックに回ると桜庭ロックを狙うが外される。また抱え上げてテイクダウン。ガードになるムサシだが、ジャーディンが距離を取った隙に立ち上がる。ややバテ気味のジャーディン。ムサシがパンチのラッシュ。首相撲で凌ごうとするジャーディンだが、パンチで引きはがされる。パンチが入ってふらつくジャーディン。組み付いてテイクダウン。インサイドからパウンドを落とすと、ムサシが顔面を蹴って反則のタイムストップ。蹴り上げ自体はたいしてクリーンヒットもしていなかったが、ゆっくり休むジャーディン。ムサシ減点。が、スタンド再開。そうだっけ?パンチのラッシュを仕掛けるムサシ。ジャーディンは首相撲からの膝で凌ごうとするが止まらない。打撃ではムサシ圧倒。ホーン。1Rは9-9か。
2R。SFは開始の時にゴングが鳴る(UFCは何も無し)。終了の時はホーンだけど。組み付いてきたジャーディンにギロチン。抜いたジャーディンだがスタンドで常にプレッシャーをかけられている。サークリングで下がるジャーディン。時折前に出てカウンターを狙うが、ヒットせず。ジャーディンの顔面からの出血が酷くなってきた。ムサシの右フックをかいくぐってタックルに入るジャーディン。テイクダウン成功。相変わらずスタンドレスリングが弱いムサシ。蹴って距離を取り立ち上がる。またスタンド。ムサシのジャブ連続ヒット。右ミドルヒット。パンチで追い込むとジャーディンはカウンターのタックル。堪えていたが、またテイクダウン。蹴ってすぐ立つムサシ。やや大振りのフックを振り回すムサシ。ホーン。2Rはムサシ。
3R。またテイクダウンを凌いだムサシは逆にテイクダウン。虚をついて成功。そしてギロチン。かなり絞り上げている。が、すべって抜けた。またテイクダウン。成功。ジャーディンはもうスタミナがないか。ムサシ、ハーフからパウンド&肘。マウント。パウンドを落とすが、ジャーディンが脱出。テイクダウンを狙うが倒せず離れる。ふらふらしながら距離を取るジャーディン。マウスピースが外れて中断。再開。ムサシがテイクダウン。ハーフからキムラを仕掛けるが抜ける。上になりパウンドを落とすが、ムサシもちょっと消耗しているか。ジャーディンの腕十字を抜いたところでホーン。3Rは10-8もあるかも。
1R、Sherdogのジャッジは10-8ジャーディン、10-9ジャーディン、イーブン。
ジャッジ1者ムサシ(29-27)2者ドロー(28-28)のマジョリティ・ドロー。
ムサシはテイクダウン取られすぎ。2,3Rで盛り返したが1Rの減点もあり挽回に至らず。

★Strikeforce:ギルバート・メレンデスvs川尻達也

左ミドルを軽く入れる川尻。メレンデスの右フックがアゴにヒットしバランスを崩すがすぐに立つ。ミドルをキャッチしてバックについたメレだが、すぐに離してパンチ。凌いだ川尻。メレが首相撲。膝が入る。離してパンチ。ヒット。川尻後退。さらにヒット。タックルを狙ってしゃがんだところにアッパーがクリーンヒット。パウンド。亀になった川尻のバックについたメレ。チョーク狙い。川尻凌いで立つ。なんとか引きはがした。ややふらついている川尻。メレは川尻のパンチを冷静に見切ってパンチを入れる。川尻の苦し紛れのタックルをがぶってパウンド。ガードを取る川尻の顔面に肘連打。無抵抗になったのを見てレフェリーが止めた。メレンデス完勝。
川尻は良い所無し。序盤からメレンデスペースを崩せなかった。戦法がどうこうではなく、かなりの差があった。
メレは1年ぶりの試合だったが、試合勘が鈍っていると言うことも全くなし。攻めながらも川尻のパンチは冷静に見切っていた。さらに強くなっている。モノが違うとしか言いようがない。出来るだけ早くUFCトップ選手との対戦が見てみたい。
6/18SFヘビー級トーナメントの宣伝。1回戦のこり2試合の他、ジーナ・カラーノの出場も発表されている。スカパーのPPVはまだ未定とのこと。
会場のジョシュやファブリシオの姿が映される。

★Strikeforce:ニック・ディアスvsポール・デイリー

ディアス3回目の防衛戦。レフェリービッグ・ジョン。
いきなり両手を広げて挑発するディアス。何か言ってる。前に出ていったディアスだが、デイリーの右フックがヒット。倒れ込むディアス。四つんばいのディアスにデイリーパウンド連打。なんとかガードしているディアス。脱出。距離を詰めたディアスの変則的なパンチがヒット。デイリーは首相撲に捕らえる。膝。引きはがしたディアスはガードの隙間からボディ打ち。組み付いたが引き込み気味に下になるディアス。離れて立つデイリー。ディアスのパンチがヒットしている。
金網際に詰めてパンチを打ち込んでいニックだが、デイリーの左フックがビックヒット!前のめりに倒れるディアス。デイリーパウンド。しかしなんとか凌いでいる。ディアスが仰向けになりスクート。デイリーが入っていって肘。蹴り離した。立つ。スタンドで壮絶な打撃戦。ディアスのパンチも入っているが、デイリーのパンチも重い。撃ち合いの中でパンチが入った?デイリーがよろめいてダウン。追いかけていってパウンドを放つディアス。残り10秒。デイリーガードで防いでいたが、レフェリーが止めた。
1R残り3秒での決着。ダメージは確実にあったが、残り時間を考えたら止めなくても良かったかと思ったが。ダウンを奪ったのはアッパー。
あれだけのハードパンチャー相手に撃ち合いを挑むニック。ハートが強い。真っ向から打ち合うので試合も面白いが、他のトップ選手ならデイリー相手にあそこまで苦戦はしないのではと考えると、ちょっと微妙。まあディアスは今後もSFのトップとしてやっていけばいいのでは。
SFvsUFC対抗戦は96%が見たいと投票。そりゃそうだ。

★Strikeforce:「Diaz vs Daley」総評

メインが凄すぎる展開。打ち負ける相手にディアスがどうするか?に注目していたが、正解は「たとえ打ち負けても撃ち合いを挑む」だった。パンチの正確性ではディアスだったが、グラウンドではそれ以上の差があるので、テイクダウンに行くかと思ったのだが。ある意味勝ちへの最善手ではないのかもしれないが、試合は最高。ニックはストライカー相手だと確実に凄い試合になる。
セミはメレンデスが完全に実力の違いを見せつけた試合。もうSFでの試合はいいから、すぐにでもUFCに挑んで欲しい。川尻は金網対策などが不安だったが、そういうレベルじゃなかった。人生最大の大勝負だったが、年齢的にも今から北米の頂に続く山を登り始めるのはギリギリのタイミング。スタイル的には向いていると思うので、このまま日本国内で終わるより本格的に腰を据えて勝負を挑んで欲しい。
ムサシは反則減点もあって、ショートノーティスで出てきたジャーディン相手にドロー。相変わらずの立ちレスの弱さも露呈してしまった。モーに塩漬けにされてから強化に取り組んでいたのだとは思うが、成果はでなかった。ヒョードルと違ってまだ若いんだし、一から鍛え直しても十分間に合うはず。
川尻より1年早く北米の洗礼を受けた青木は、今日が北米進出ロードの第一歩か。スタイルが研究されてなお一本で勝てる所を見せられたのが良かった。今日は1年前からどう変わったかを見せる暇もなかったが、確実にもっと上を見据えている。MMA PLANETによれば、SFとは2試合契約の2戦目とのこと。UFC契約のチャンスは十分ある。
PPVは相変わらずメインマッチだけ(時間が空いてもすぐ次の試合を始めてしまい、前座は見られない)のが残念。今日は十分楽しめたけど。ベストバウトはメイン。