格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC166:オッズ/予想と展望

ケイン・ヴェラスケス 1.50
ジュニオール・ドス・サントス 2.50

ダニエル・コーミエ 1.17
ロイ・ネルソン 5.50

ギルバート・メレンデス 1.13
ディエゴ・サンチェス 6.50

ガブリエル・ゴンザガ 2.75
ショーン・ジョーダン 1.48

ジョン・ダドソン 1.29
ダレル・モンタギュー 3.80

ティム・ボッシュ 1.57
C.B.ダラウェイ 2.35

ネイト・マーコート 2.25
ヘクター・ロンバード 1.65

サラ・カフマン 1.47
ジェシカ・アイ 2.65

ジョージ・ソティロポロス 2.55
K.J.ヌーン .

T.J.ワルドバーガー 2.40
アドラン・アマゴフ 1.56

トニー・ファーガソン 1.25
マイク・リオ 3.80

ジェレミー・ラーセン 2.85
アンドレ・フィリ 1.38

ダスティン・ペイグ 2.65
堀口恭司 1.47

メインはヘビー級タイトル戦のラバーマッチ。1度目はJDSがパンチで秒殺KO、2度目はヴェラスケスの判定勝ちだが、実質1Rのダウンで勝負はついていた。ダウンを奪われるまではヴェラスケスのタックルをJDSが切りまくり、パンチを入れて優勢に進めていたJDS。テイクダウンディフェンスには自信を持っているだろう。ただ、打撃だけのJDSに対し、タックルで意識を散らせる分、ヴェラスケスの方が引き出しは多い。が、結局は今回も最初にダウンを奪った者勝ちになりそうな予感。
セミとセミ前は知名度のある選手同士の対戦ではあるが、実力差があると見られていてオッズは大差に。
ダニエル・コーミエのUFC2戦目の相手はランキング9位の動けるデブ・ネルソンだが、前回スタイプ・ミオシッチに敗れて大きく評価を下げた。今回はリーチ差があまりない相手だが、コーミエのタックルが切れるかどうか。一発入ればKOできるパンチを持っているが、発揮するまもなく組み付かれてしまいそう。
セミ前も同じくStrikeforce組のギルバート・メレンデスの2戦目。初戦はいきなり当時の王者ベンヘンとのタイトルマッチで、互角に試合を進めながらも僅差の判定負け。しかし評価は全く下がらない内容だった。それだけに、2戦目がランク外のサンチェスというのはちょっと残念。サンチェスは前回ライト級に再転向したが、計量に失敗するという失態。試合も五味相手に苦戦しての僅差判定勝ち。チャンスを与えられたというよりは生贄マッチという気がする。
今回は前座にも知名度がある選手がそろっていて、かつてのメインイベンターや別プロモーションの王者クラスであるマーコート、ロンバード、ソティロポロス、K.J.ヌーンらがプレリムで潰し合い。かつての実績はあるものの、戦績的に負けたらリリースもあるというシビアな試合が組まれている。
UFCデビューとなる堀口は第1試合に出場。最近の日本人デビュー戦にしては珍しく、オッズで優勢になっている。相手がリリース目前のペイグとはいえ、初参戦でフェバリット評価というのは悪くない。
ペイグ陣営は堀口の弱点をスタンドレスリングと見ているようだが、ペイグ自身もスタンドレスリングはあまり強くない選手。寝技に自信があるためか、わりと安易に下になりがち。下からの攻めは強く、上になった選手が攻めあぐねることが多いが、結局判定では上を取られている分の不利で負けることが多い。テイクダウン勝負で堀口が一方的にやられることはないだろう。ただ、寝かされなくても金網に押し込まれて逃げ出すことが出来ずに僅差で判定を失うのが怖い。
ペイグはバンタム級としては規格外のリーチを持つが、スタンドの打撃では堀口有利で問題無いだろう。あとはKRAZY BEE勢が最近の海外での試合で結果を出せていないのが気になる。
次回からフライ級に落とすとしても、ランキング上位で戦うためにはバンタム級リリース寸前レベルの相手には圧勝したいところ。
第1試合のFacebook中継は20日朝7時15分より。また、Facebook以外でのYouTubeUFC.tvでも無料視聴可能。
速報します。