格闘技徒然草

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★UFC205:第8試合・クリス・ワイドマン vs. ヨエル・ロメロ

ミドル級。
元ミドル級王者ワイドマン。UFC史上最高のP4Pアンデウソンの長期政権を終わらせ、1年ぶりの再戦も完勝で返り討ちにしたワイドマン。ブラジル人3人から防衛を果たしたが、昨年12月にロックホールドに敗れMMA初黒星を喫するとともにタイトルを失った。6月にダイレクトリマッチが組まれる予定だったが、ワイドマンの欠場により流れ、ロックホールドは代役のビスピンにタイトルを奪われている。約11か月ぶりの復帰戦は地元のニューヨーク大会に。
レスリングではNCAAのD-1で最高3位の実績のワイドマンに対し、ロメロは2000年シドニー五輪のフリースタイルで銀メダルを獲得している雲の上の存在。Strikeforceではライトヘビー級で唯一の黒星を喫しているが、UFCでミドル級に落とすと現在7連勝。12月のジャカレイ戦は反則もあり判定も非常に微妙だったが勝利。試合後に禁止薬物が検出される騒動があったものの、不可抗力と判断され出場停止は免れている。
ミドルを蹴るロメロ。強烈。ワイドマンタックルに入る。一瞬尻もちをついたロメロだが立つ。しつこく倒しに行くワイドマンだが切られた。今度はワイドマンが蹴っていく。ワイドマンまたシングルレッグ。しかし止められてクリンチアッパーをもらう。シングルレッグにまた入ったワイドマン。しっかりクラッチして倒した。ロメロはバックを取らせて立つ。ロメロ桜庭ロックを狙うがホーン。
ややワイドマンのラウンドか。
2R。ローを入れるロメロ。インロー。ワイドマンもローを返す。ロメロがタックルを狙ったが空振り。左がヒット。ワイドマンパンチで出て行くがワイドマンのアイポークがありストップ。再開。ロメロ左ミドル。キャッチしたワイドマン。倒そうとするが倒せず。両者タックルを狙う。ロメロ足払いで倒した。バックに回る。倒そうとするロメロ。足を払って倒したがワイドマンすぐ立つ。正対しようとしたが倒されて背中を付けるワイドマン。ロメロパウンド。パスを狙うと亀になるワイドマン。ホーン。
2Rロメロ。
3R。ロメロ飛び膝!クリーンヒットしワイドマンダウン!パウンド!頭を抱えて動けないワイドマン。レフェリー止めた!
顔面から流血しているワイドマン。タックルに行ったところに側頭部にもろにヒットした。地元のワイドマン、これで2試合連続KO負け。
ビスピンがスクリーンに映る。ロメロはアイラブユーとコールするが、ビスピンは中指を立てると注射のポーズ。