格闘技徒然草

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★UFC211:第7試合・エディ・アルバレス vs. ダスティン・ポイエー

ライト級。ランキング3位アルバレス、9位ポイエー。
昨年7月にBellator王者として初めてUFCのタイトルを獲得したアルバレスだが、初のMSG大会のメインでマクレガーに一方的に打たれてKO負け。ペティスやメレンデス相手に接戦を制した際にはテイクダウンもうまく使っていたが、マクレガーの注文通りの打撃戦に応じてしまい、何もできずに完敗した。
ストライカーのポイエーはフェザー級時代にマクレガーと対戦したが秒殺KO負けし、その試合を最後にライト級に転向すると1RKO3試合を含む4連勝。しかし初のメインでマイケル・ジョンソンに逆に1RKO負け。前回は1Rジム・ミラーのローをもらい、判定勝ちしたものの、試合後一人で歩けないほどのダメージを負っていた。
オッズではポイエーがフェイバリット。身長・リーチもポイエーが上。
左ミドルを入れたポイエー。アルバレスは間合いに入って右ボディ。ポイエーまた左ミドル。タックルのフェイントを見せるアルバレス。ポイエーの右がヒット。打撃戦でやや押されているアルバレス。ポイエーの左。ケージに詰まってきたアルバレス。遠い間合いからジャブを入れるポイエー。アルバレス間合いを詰めてきた。右ハイ。バックブロー。ホーン。
1Rはヒット数はほぼ互角だが打撃ではアルバレスが押されていた。
2R。アルバレスタックル。ポイエーケージ際で受け止めるとノーアームギロチン。外れた。アルバレスなおも押し込むがクラッチできない。パンチを入れて離れるアルバレス。ポイエー左ミドル。パンチが入ってアルバレス効いた!ケージまで後退。ポイエーラッシュ!なんとか凌いだアルバレスだがダメージが残ってる。またケージに詰めてパンチを入れるがアルバレスのパンチが入り動きが止まる。アルバレスラッシュ!しかしポイエーも打ち返し凌ぐ。アルバレスタックルで尻餅をつかせた。ケージで立とうとするポイエーに膝。しかしポイエーが右膝をマットに付いた状態で顔面に膝を入れてしまいストップ。
レフェリーチェックでポイエー続行不能。
裁定はノーコンテスト
最初の膝はポイエーの片手の指先だけがマットに付いた状態で、ヒットの瞬間には浮いていた。しかし二発目はポイエーの両手に加えて右膝がついていたので、仮に新ユニファイドだったとしても反則(テキサス州は新ユニファイドを採用していないとのこと)。最後の体勢はさすがに反則とわからないといけない。ノーコンテストじゃなくて反則負けでもいいと思ったが。
アルバレス劣勢だったが2Rにパンチをヒットさせて逆襲し、これから面白くなりそうなところだったので残念。ノーコンテストなんだし再戦に期待したい。